はじめに
グロースメディアもサイトが開設してからもうすぐ1年が経とうとしています。
この1年でさまざまな記事を書いてきましたが、その中でもスライス関連の記事はやはり多いです。
初心者の9割が悩むと言われるスライスですから、当然記事も多いんですね。
スライスの悩み関連の記事は、スイングに関する記事が多いですが、アドレスに関する記事も沢山書いてきました。
ショット前の準備でスライスすることが決まってしまうとしたら、怖いですよね。知らないうちにスライスするしかない状況に自分でしてしまっているってことです。
今日はスライスに悩むゴルファーに気をつけてほしいハンドアップについてです。
ハンドアップとは?
ハンドアップとは、アドレス時に本来あるべき位置より高いところに手の位置があることを言います。
クラブとライの関係でいうと、ヒール側が地面から浮く形になります。
ハンドアップは実はスライスを招く原因になるんです。
ハンドアップがスライスの原因?
これには、2つ理由があります。
1つは手の位置が高いわけですから、シャフトは本来より立っている状態(アップライト)になります。
こうすると、つま先下がりのライからショットを打つのと同様になるので、スライスしやすくなります。
そして、もう1つ、ハンドアップに構えると、ヒール側が浮きます。
ゴルフのスイングでは、遠心力の関係でトゥ側が下がるトゥダウン現象が起こります。
ですので、トゥのみが地面に設置する形となり、ヒール側がターゲット方向に出てきます。
つまり、フェースが開きやすくなるわけですね。結果、スライスします。
ハンドアップを治す方法
そこで、ハンドアップの治し方ですが、単純にいうと、アドレスを見直すことです。
まずスタンス、前傾姿勢などのポスチャー(姿勢)を整えたら、その場で手をダランと真下に垂らします。
その状態でクラブをグリップします。
そのグリップの位置が、ハンドアップでもハンドダウンでもない正しい手の位置になります。
もともとハンドアップな人はこれだとかなりハンドダウンに感じると思いますが、これで慣れましょう。
ボールがつかまりやすくなりスライスが治る可能性が高くなりますよ。
おわりに
ハンドアップを治してスライスの悩みよさらば!という記事でした。
スライスの原因は実はアドレスにあることが多いです。
どんなにスイングを頑張って改善しても、アドレス時点でスライスしか打てない構えになってしまったり、といったことはよくあるんです。
その中でもハンドアップに構えているゴルファーは多く、スライス改善にはハンドアップを治すのが近道です。
アドレスを見直して、スライスとお別れしましょうね☆