はじめに
こんにちは。リス太です。
ゴルフにミスはつきものです。
だから気にしない!というメンタルは非常に重要ですが、それでもここぞという場面でいつも同じミスをしてたら、スコアがまとまらないですし、なによりも悔しいですよね?
ゴルフでミスといえば、「スライス」、「ザックリ」などいろいろありますが、なかでも「シャンク」はやりたくないミスのナンバーワンじゃないでしょうか。
シャンクをすると、ボールはだいたい右斜め45度に一直線で飛んでいきます。危険であると同時に右に左OBゾーンがあるシチュエーションなら、ほぼOB確定です。いやですよねー。。。
シャンクは上級者でも出ることがあるくらいですので、たまにでる分には致し方ないですが、シャンク癖がついてしまっている方、ここという場面でシャンクしてしまう方は今すぐ治したいところですね。
リス太もゴルフを始めて1年くらい経って自信が出てきた頃に1ヶ月ほどシャンクが止まらなくなった経験があります。
思い出したくないくらい辛い思い出です。そのときはなんとなく治っちゃったのでスランプみたいなものかな、と思ってましたが、今思うと理由は明白でした。
1ヶ月治療に時間がかかった(理由はその当時不明でしたが)のも、ちゃんとした処方箋がなかったからです。
でも、シャンクする理由は一つしかなく、治し方も一つしかないのです。
シャンクの原理
いったんシャンクが起こる仕組みについて考えてみましょう。
なぜならシャンクは、ゴルフクラブの構造の特殊性によって起こる現象なので、原理を理解することはシャンク癖を治すためにとても大切だからです。
さて、なぜボールは右斜め45度に飛ぶのでしょうか?それは、ゴルフクラブのネックにボールが当たってしまうからです。
本来は自分から見て、フェースの真ん中近辺でインパクトしたいところが、ネックに当たってしまうわけです。
本来フェースが通るべき軌道よりも、自分から見て前方を通ってしまっているためにネックにボールが当たってしまうのです。
シャンクの原因と対策
さて、原理がわかったところで、そのままシャンクの原因もわかりそうですね。
手を通す位置が前過ぎるんだ。じゃあ、ボールから離れればいいじゃないか。
ではやってみてください。
一度シャンク癖がついてしまっていると、ボールから離れればなおさらシャンクするのではないでしょうか?
そうなると、なぜシャンクは起こるのか?
端的に言うと、シャンクする理由は「手打ち」だからです。
え!それだけかよ!!と言われそうですが、本当にそれだけです。手打ちを直せばシャンクは止まります。
もう少し詳しく説明しますね。
手打ちが厳禁なのは、ゴルファーなら誰もが知っているはずです。
ゴルフは野球やテニスと違い、グリップの延長線上にインパクトポイントがありません。自分から見て、グリップ、シャフトの延長線よりも前方にクラブのフェースがありますよね?
だからゴルフは難しいのです。しかもゴルフクラブの構造上、シャフトにフェースが結合される部分(ネック)にそれなりの太さがあり、フェースの面積も他のスポーツと比べると小さ目にできてますね?
これだけ小さいフェースなのに、確実にインパクトさせなければいけないし、フェースの位置はグリップ、シャフトの延長線上にないとすれば、操作するのは本当に容易ではないです。
ここで操作といいました。でもクラブを操作する必要があるのでしょうか?
実はクラブを手で操作しようとするから、操作しきれずシャンクするのです。
手で当てようとすると当然ですが、力が入って前のめりになり、本来狙った軌道よりも外側をクラブが通ります。ボールから離れれば、当てに行ってしまい、余計に前のめりになって、ネックに当たる可能性が高くなります。
そう、当てに行こう、打ちに行こうとする意識がシャンクを呼ぶのです。
解決策はただ一つ「手打ちしない」ことです。手打ちせず体で打てば、あっという間にシャンクは治ります。とくにアプローチでシャンクするという方は、手打ち傾向が強いです。テークバックからインパクト、フォローまですべての工程で手を使う意識を捨てましょう。
自分は手打ちじゃないけどシャンク癖があるという方、きっと手打ちしてます。
チェック方法と治し方はこちらの記事を見てください。
きっとシャンク地獄とおさらばして、ゴルフがもっと楽しくなりますよ☆