フェアウェイウッドが打てない理由

フェアウェイウッドアプローチ

はじめに

アイアンやウェッジは打てるのに、フェアウェイウッドになると途端に打てなくなるゴルファーは多いです。

たしかにフェアウェイウッドは難しいですが、アイアンが打てるなら、フェアウェイウッドも打てるはず。
でも、なぜかフェアウェイウッドだけ苦手意識が拭い去れないんですね。

特に本番だと、5番アイアンと同様、バッグに入っているのに一回も使わない、なんてことになったらもったいないです。
そこで、フェアウェイウッドが苦手な理由とともに対策をお伝えしますね!

なんでフェアウェイウッドは難しい?

2打目

これは、よくお話しすることですが、2つの理由に集約されると思います。

フェアウェイウッドを使うシチュエーションは大体ティーショット後の2打目が多いですよね。
ここで、最悪でもグリーン近くまで運べれば、3打目が優位になるのに使わない。苦手だからというんじゃもったいないです。

ではなぜ苦手なのか?

ロフトが立っていることと、シャフトが長いことですね。

どちらも心理的にプレッシャーがかかる要素になります。

ロフトが立っているから、ボールを上げようとしてダフるんですね。また、シャフトが長いから、振らなきゃって力が入ってミスするんです。

結果、ミスの記憶がフェアウェイウッドを苦手にさせます。

ボールは自然に上がるもの

青空とボール

でも、いくらロフトが立っているからといっても、3番ウッド(スプーン)で15度前後、5番ウッド(クリーク)で18度前後はロフトがありますからね。

振り切れればロフトが勝手にボールを上げてくれます

でも、ロフトのあるクラブと同じようにスイングできないんですね。見た目や経験上、プレッシャーがかかってしまうんです。

ではどうやってこのプレッシャーを克服しましょうか?

左手一本で打ってみよう

左手一本

是非とも練習場で試してみてほしいのですが、左手一本でフェアウェイウッドを振ってみてください。

ゴルフのスイングはどんなクラブでも同じですが、バックスイングでフェースが開いて、インパクトでスクエアに戻って、フォローでフェースが閉じる動きでボールを飛ばします。

つまりインパクトでしっかりフェースがスクエアにかえってこないとフェースが開いたままでスライスするわけです。

もちろんボールをすくい打とうとして、右足に体重が残ったらダフります。

では、スクエアにフェースを戻すにはどうするか?

フィニッシュまでクラブを振り切るしかないんですね。

ドライバー振り抜く

そのための練習が左手一本打ちです。

左手一本でクラブを振ることには、ゴルフスイングの全てが詰まっていて効果絶大です。

はじめはなかなかうまく打てないと思いますが、何度かやっているとだんだんパシッといい音でボールを打てるようになります。

これが、フェースがしっかり返っている証拠で、同時に振り切れている証拠です。

今度は両手でフェアウェイウッドを打ってみてください。
とても簡単に打てることに驚くと思います。

ポイントは振り切ることですよ!

おわりに

フェアウェイウッドが打てない理由でした。

フェースをしっかり返して(返って)、体の正面できっちりインパクトできるようになれば、フェアウェイウッドが打てるようになりますよ。

もちろん、フェアウェイウッドが打てれば、どんなクラブだって打てます。

ドライバーなどでスライスに悩んでいる人は、左手一本で打つ練習でしっかりフェースを返せるようになるので、結果スライス癖ともお別れできますよ。

いっぱい練習して、フェアウェイウッドが得意になれば、ロングホールも不安じゃなくなりますよ☆

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