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はじめに
おはようございます。
ゴールデンウィークの真っただ中、息子がインフルエンザになってアワアワしてるリス太です。
休みになると病気になる、こどもの鉄板ネタですね。安静にして家族に蔓延しないことを祈るばかり… 更新が止まったらきっとそういうことなので、推し測ってご容赦ください笑
さて、今日はサンドウェッジについて書きます。
みなさんサンドウェッジは多用しますか?
アプローチでは基本的に転がし派のリス太も、状況によってはサンドウェッジを選択します。
では、どんな状況でサンドウェッジを選ぶのでしょうか。
サンドウェッジが適した状況
リス太はサンドウェッジが苦手ではないのですが、それでもミスしやすいクラブだと自分では思っています。そんなわけでサンドウェッジを選択する状況は限られます。
フルショットでぴったりの距離
リス太はサンドウェッジで90ヤード~95ヤードがフルショットの飛距離です。
ですので、残り飛距離がこの範囲内であれば、サンドウェッジを選択します。
ゴルフでこわいのは「ゆるむ」ことによるミスです。アプローチであれショットであれ、振り切ることをつねに意識して臨みますが、フルショットではゆるむ心配はありませんよね。90~95ヤードなら迷わずサンドウェッジを選びます。
ハザード(池・バンカー)越えでピンまで距離がない
池やバンカー越えのショットで、しかもグリーンエッジからピンまでの距離があまりない場合はサンドウェッジを選択します。
転がしのアプローチが使えないからですね。この状況でピッチングウェッジをつかったらボールははるか先までオーバーしちゃうでしょう。まぁ落としどころにはよりますけどね。
極端なくだり傾斜で転がしがNG
ピンの手前が極端なくだり傾斜になっているときは、できる限りボールにスピンを与えて転がらないように打った方が良いですよね。
こんな状況でもサンドウェッジを選択します。
バンカー
バンカーでは当然サンドウェッジですよね?
でも逆にいうと、サンドウェッジ以外のクラブを選択することもあります。
サンドウェッジはバンカーを簡単に脱出するために作られたお助けクラブです。特徴としては、バンス(ソールの出っ張り)がはり出していることですが、このバンスが邪魔になってしまう状況では、サンドウェッジの選択が難しくなります。
たとえば、前日に降った雨で砂が硬くなってしまっている状況だと、バンスが砂に跳ね返されてトップしてしまいます。
こんな状況ではサンドウェッジのフェースを開かずに打つか、バンスの少ないアプローチウェッジやピッチングウェッジを使った方が無難です。ハイバンスのアプローチウェッジ、ピッチングウェッジを使っている方はその限りじゃないですよ!
なぜミスをする?
サンドウェッジの使用は、どうしても使う必要のある場面に限られると、リス太個人的には思っています。
なぜならサンドウェッジのほうがピッチングウェッジやアプローチウェッジよりもミスしやすいからです。
そもそも距離感がむずかしい
転がして寄せるよりも上げて止めるほうが距離感の調整がむずかしいです。
だれだって、目標にボールを近づけようと思ったら高く投げてピンポイントで落とすよりも低く投げてボールを転がして寄せようとするはず。
ゴルフもそれと同じです。
バンスではね返る
サンドウェッジの構造上、バンスが大きく張り出しています。
バンカーショットでバンスを利用して砂を爆発(エクスプロージョン)させてボールを出すためにこういった作りになっているのですが、フェアウェーからのショットでボールの手前にリーディングエッジを入れてしまうとバンスが地面に当たってはね返り、ボールの上っ面をたたいてしまいます。
刃が地面に刺さる
これはサンドウェッジに限らず、アイアン、ウェッジでは共通していえることですが、「ゆるみ」によるミスの代表格がザックリです。
フルショットの場合は振り切ることができるゴルファーも、アプローチになるととたんに距離感を手で調整しようとしてしまいます。そうすると決めた振り幅まで振り切れずにゆるんでしまってザックリしてしまいます。
サンドウェッジでのショットのポイント
バンスをいかす
上のザックリ防止に役立つことですが、サンドウェッジが打ちやすい状況であれば、バンスをいかすことによって、ザックリは防げます。
バンスのせいでトップしやすいことはお話したとおりですが、地面に刺さることを避けるには徹底的にバンスをいかす打ち方をしてあげれば良いです。
具体的にはフェースを開いてバンスをより積極的につかいましょう。そうすると、バンスが効いてリーディングエッジが地面に刺さるミスを防げます。
ただし、硬い砂や土、薄い芝でこれをやると、かなりシビアなポイントにエッジを入れないとバンスでクラブが跳ね返されてホームランになってしまうので、注意です。
打てるライを選ぶ
サンドウェッジが打ちやすい状況は、バンカーかボールが芝に浮いているか、のいずれかです。
いずれにせよ、サンドウェッジはバンスが大きく張り出していることが特徴なので、それがデメリットになる状況(砂が硬い、芝が薄いetc.)では選択しないことが重要です。
すくわない
ダフリ防止に重要なことですね。
とくにサンドウェッジはボールを高く上げてくれるクラブなので、高く上げよう上げようと意識しすぎると、右肩が落ちてボールの手前をたたいてダフリます。
当然ですが、ボールは「上げる」ものではなく、ロフト通りに打ったら「上がる」ものです。
おわりに
以上、サンドウェッジは限られた状況で選択し、打ち方に気をつけよう、といった話をしてきました。
プロゴルファーの中にはアプローチはほとんどサンドウェッジを使うという選手もいるので、好き嫌いや向き不向きもあると思いますが、基本的には、サンドウェッジをバンカーなどの使用に適した状況以外で使うのはミスにつながりやすいと思っています。
とはいえ、便利なクラブですし、なによりも
フワッ、ピタッ。
と止まるアプローチを決められたらカッコいいですよね?
いっぱい練習して、サンドウェッジのスーパーショットで同伴者に「おお~っ!」と言わせちゃいましょう☆