はじめに
ふと過去の記事を振り返ってみたら、5番アイアン、7番アイアン、9番アイアンと書いてるのに、6番アイアンについては記事がないことに気づいたので書きます。
まぁ、無理して書くこともないんですけどね笑
でも、6番アイアンって、案外苦手意識を持ってる人が多いとは思います。
6番はロングアイアン?
むか~しからゴルフをやっている方からすれば、6番アイアンはミドルアイアンですよね?
でも最近始めた人にとってはロングアイアンだと思います。
7番アイアンはもちろんミドルアイアンですよね。練習のお供って言えば7番アイアンです。
ただ、リス太がゴルフ初心者に戻った気持ちで、構えた時の安心感を思い返してみると、8番から優しい見た目になると思います。
7番からちょっとロフトが立って見える感じですね。
でも、周りの人みんなが7番練習せい!って言うので、打ってると流石に慣れてきます。
それで7番は克服できるのですが、普段練習場では、6番アイアンよりもロフトが立ってるアイアンは練習しないので、本番ではじめて打つことになります。
なので当たらないってなるんじゃないかな~って思います。
だから、6番が難しいアイアンとそうでないアイアンの分水嶺になっちゃうんですね。
結果、6番はロングアイアンカテゴリに入れちゃうわけです。難しいから。
ロングアイアン扱いになっちゃうと余計苦手意識を持つので、滅多なことでは使わないアイアンになるわけです。
心当たりありますよね?
6番は基本のロフト角?
でも、海外では練習で使うアイアンといえば6番って言われているという話もありますし、あの坂田塾ではジュニアの塾生に6番アイアンだけを練習させることがとても有名です。
坂田塾といえば、古閑美保プロや笠りつ子プロなど、超一流の女子プロゴルファーを育てた塾です。ちなみにリス太が大好きな青山加織プロも卒業生ですよ(知らんがな笑)
坂田塾の主催者である坂田信弘プロは、塾生に6番アイアンだけを打たせる理由を、1998年の『月刊ゴルフダイジェスト』で以下のように語っています。
「今まで日本では、ドライバーやサンドウエッジから始めて、14本の中で端からスイングを作りにいった。サンドから始めて9番、9番が打てるようになったら7番という風に。
でも、これじゃ1本づつ克服していくのに時間がかかり過ぎるのよ。全部打てるようになるのにまで、最短でも1年はかかっちゃう」
「そこで私は最初に6番アイアンを徹底的にマスターさせることで、その半分の時間で全部のクラブを打てるようにしてます。6番のロフトは35度前後なのですが、これはドライバーとサンドの中間のロフト角。おまけにクラブの長さも真ん中。この6番がマスターできたら、スイングの基礎は出来上がったも同然。次に5番と7番とすんなり進んでいけるんです」
(月刊ゴルフダイジェスト1998年3月号)
なるほど~。勉強になります。
でも、ちょっと考えてみましょう。
6番って真ん中?
ドライバーとサンドのロフト角の真ん中が35度前後なのは確かですよね。
いや、決して坂田塾長のおっしゃることを疑ってるわけじゃないですよ。もちろん。一応考えてみるだけです笑
ドライバーのロフトを10度だとして、サンドを58度だとすると、差が48度。
ちょうど真ん中なので半分の24度ですから、ドライバーの10度からすると34度です。
はい。35度前後です。
でも、6番アイアンのロフトって35度前後ですか?
ちなみにリス太はタイトリストのCBを使ってますが、6番アイアンのロフトは30度です。
どちらかといえば、7番アイアンが34度なのでちょうどいいですよね。
どう言うことか考えてみると、このインタビューは1998年ですからね。時代が違うんだと思います。
今はアイアンのストロングロフト化が進んでますから、20年前の6番と今の6番ではロフトが全然違うんですね。
今の時代に先ほどの坂田塾長の話を当てはめると、7番を極めれば6番はすんなり進めるってことになりそうです。
結局スイングを作れって話
いろいろ考えていくと、やっぱり自分のスイングが確立できてないから6番が打てないって話になりそうです。
こう言っちゃうと身も蓋もないですね笑
でも、結局はスイングは7番アイアンでしっかりと作るべきだとリス太は理解してます。
坂田塾長のお話でも、ドライバーとサンドウェッジの中間ロフトのクラブでみっちり練習すべき、とあるわけですしね。
7番アイアンをマスターできれば、その他のクラブも大丈夫ってことです。
つまり、6番も打てるってことですね!
おわりに
今回は6番アイアンの打ち方についてでした。
いろいろ考えてみましたが、7番アイアンを練習しようとしか書いてないですね。すみません…
でも、7番がキッチリ打てるなら6番はロフトが4度しか変わらないですからね。打てますよ。
そして、6番が打てれば5番も打てます。
とにかく、しっかりと自分のスイングを確立させましょうってことですね!アイアンショットそのものに不安がある人は、こちらの「アイアンは体の正面でとらえる」を参考にしてください。
きっちりアイアンで球をつかまえることができるようになりますよ☆
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