ドライバーをまっすぐ飛ばす3つのポイント

フェアウェイウッドのショット ドライバー(1番ウッド)

フェアウェイウッドのショット

はじめに

ドライバーはゴルフ初心者にとって、鬼門となるクラブですよね。

ゴルフを始めて7番アンアンで練習する人が多いと思いますが、ある程度打てるようになってきて、いざドライバーの練習を始めるとたいてい「スライス地獄」にハマります。

スライスはフェースが開いてインパクトするから起こる現象なので、フェースが開いてしまう原因に対処するしか、スライスを治す方法はありません。

でも、まっすぐボールを打ち出したいからといって、ターゲットラインに対してクラブを振ろうとしてさらにスライスがひどくなることが多いんです。

さあ、ドライバーのスライスを根本から解決しちゃいましょう!

ドライバーはアイアンとは違うクラブである!

ティーショット

当たり前じゃん!と言われそうですね笑

でも、よくゴルフのスイングはどんなクラブでも同じって言いますよね?

そしてそれは事実だと思います。

とはいえ、ドライバーとアイアンではシャフトの長さもロフトも違い、ティーアップするかしないかでも全然違いますよね。

だから、同じスイングだとしても、ボールを置く位置もスタンスの広さも全く違うので、これはもう、違うクラブであることを一回頭に刻み込んだほうがいいです。

基本は同じですけどね。
その上で対策を練りましょう!

なんでドライバーだけスライスするの?

ティーショット

アイアンはスライスしないのにドライバーだけスライスするって人は多いはずです。

でも、そんな人はきっとアイアンもスライス回転がかかってるけど気づいてないだけかもしれないです。

ドライバーはロフトが大体9度から11度の間が多いですから、ロフトが立ってますよね。
スライスは右方向への(右利きの場合)サイドスピンが猛烈にかかって起こります。

フェースが開いた結果が目に見えて起こるのがドライバーってことです。
シャフトも長いのでヘッドスピードも出ますからなおさらですね。

つまり、スイングそのものがそもそもスライスする原因をはらんでるってことです。

ですから、部分部分を治しても根本的な解決には繋がらないかもしれません。
根本的な解決のためのドライバーの基本ポイントを3つお伝えします。

ドライバーの基本ポイント

ボールを置く位置

ドライバー

7番アイアンはボールをどこに置きますか?

スタンスの真ん中に置く人が多いと思います。

アイアンは地面にあるボールを打ちますよね?しかも、アイアンですから、クラブの最下点がボールよりも先にくるように、ダウンブローでスイングしますから、スタンスの真ん中にボールを置きます。

アイアン最下点

でも、ドライバーの場合は、ティーアップしますよね。

クラブがボールの手前の最下点を通過した上がりっぱなでボールをとらえるアッパーブローでスイングしますから、ボールを置く位置はかなり左になります。

ドライバー最下点

具体的には、左足のかかと延長線上にボールをセットするのが通常です。

左足かかと線上

左に置くと引っかけてしまいそうで怖いという人もいると思いますが、体を軸にしてしっかり回転すれば、ボールはまっすぐ飛びます。引っかけるのはボール位置ではなく、体の回転が止まって手だけで打っているからですね。

また、右に置きすぎると、ドローボールを打とうとする場合を除いて右にプッシュアウトかつスライスという恐ろしいミスになるので気をつけましょう。

水野リス太画像

リス太

リス太もアイアン練習からドライバー練習に切り替えた時にスライスしか出なくて苦労しました。練習ならまだしも本番1ホール目で大スライスからのスタートがデフォルトでしたからね。辛かったです涙
でも、ドライバーがある程度まっすぐ打てるようになると、ティーショットの不安がなくなりますからね。多少右に曲がるのと、大スライスは全然違います。まずは大スライスを治しましょう!

ターゲットに合わせるのはスタンス

スタンス広い

ここがスライス地獄から解放されるポイントだと思います。

スクールなどでレッスンプロに習っている人は問題ないですが、我流でゴルフを覚えた人はどうしても、スイングの細かい点ばかり気にして、一番重要なアドレスがおろそかになります。

水野リス太画像

リス太

ゴルフでアドレスがいい加減だと絶対にいい結果は出ませんからね。まぁ、スポーツはなんだってそうですけど。
ここでは省きますが、グリップやポスチャー(姿勢)はゴルフの基本ですからおさらいしましょう!

さて、ドライバーでスライスが止まらない人はまっすぐ打とうとする意識が強すぎるケースが多いです。

まっすぐ打とうとすれば、ターゲットラインにまっすぐクラブを振りますよね。
これ、必ずスライスします。

なぜならドライバーのフェースを閉じられないからですね。

まっすぐターゲットに向かって振ろうとするということはフェースを開きっぱなしにしてスイングしてるのと一緒です。

飛球線と飛ぶ方向

だからスライスしないはずがないんです。

ゴルフのスイングは、体を軸にした回転運動です。

自分の肩のラインと並行に円盤が存在して、その円盤と平行に体が回転してボールを打つイメージですね。

自分の周りを円を描くようにクラブを振るので、ターゲットに対する意識はありません。

では、方向はどうやって合わせるのか、ですよね?

スタンスをターゲットに合わせるだけです。

具体的には遠くの目標と近くの目標を結んだラインに平行にスタンスを取ります。

遠くの目標を決めて、

ターゲットライン

次に近くの目標を決めます。

スパット

ゴルフは自然の中でやるスポーツですから、周りに目印になるものはたくさんあります。
毎ショットしっかりターゲットに対してまっすぐ構えられるようになりましょうね。

スタンスがターゲットラインに向いていれば、まっすぐボールを打つ準備は完成です。
あとは、回転してスイングすれば勝手にターゲット方向にボールは飛びます。

繰り返しますが、ターゲットに合わせるのはスイングじゃないです。

スタンスなんです。

フィニッシュまで振り切る!

ティーショット

そして、方向性にとって重要、いえゴルフにとって重要なポイントがこれです。

フィニッシュまで振り切ることです。

ドライバーはミスが怖くてしっかり最後まで振り切れない人が多いですし、コンパクトにスイングしろってよく言いますからね。
中途半端なスイングをしてる人が多いですが、それこそミスのもとです。

ドライバーでまっすぐボールを飛ばしたければ、フィニッシュまで振り切ることだけは必ず守りましょう。

ボールを打つというより、フィニッシュまで振り切ったら途中にボールがあったので当たったくらいの意識が一番です。

当てるのではなく、振り切ることをドライバーのスイング時に意識して練習すると方向性が良くなりますよ。
もちろん飛距離もアップします。

おわりに

ドライバーをまっすぐ飛ばす3つのポイントでした。

まとめると、ボールの位置、スタンス、フィニッシュの3点ですね。

すべてスイングの細かいポイントではなく、実践しやすいものだと思います。

練習で取り入れて、本番でのスライス不安から解放されましょう。ゴルフがさらに楽しくなりますよ☆

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