パター苦手克服 〜傾斜を読む2つのポイント〜

パッティング パターを極める

パッティング

はじめに

こんにちは。リス太です。

パター得意ですか?苦手ですか?

ゴルフを始めた頃はパターに苦手意識って持ちづらいのではないかな、と思います。

なぜなら、パターを打てない人っていないですからね。

おおまかにこの方向に打ちたいと思えば、だいたいその方向にボールは転がりますよね?

だから「パターが打てない」ということはないでしょうから、苦手意識は持たないと思います。

一方で、ショットはミスがわかりやすいし、トップにダフリに下手したら空振りまで、なんでも起こります。

だから「アイアンが苦手」「ドライバーが苦手」というのは、ゴルフを始めた当初から意識します。

また、パターは練習する機会も少ないでしょうから相対的にショットの方に意識がいきますよね。

ですが、ある程度ラウンドをこなしていき、スコアを意識しだすととたんにパターに苦手意識が芽生えます。

なぜか?

パット・イズ・マネー」という言葉がある通り、パッティングも1打、ドライバーでかっ飛ばしても1打だからです。

プロの世界ではパッティングの1打で、下手したら数千万円の賞金差がでるわけです。ゴルフは少ない打数でカップにボールを入れれば勝ちなわけですから、カップに近づけば近づくほど1打の重要性が増します。

だからパターは重要なんです。

入る

スコアを気にするようになると、ティーショットを林に打ち込むより、ショートパットを外す方がショックが大きいですよね?

結果、パターに苦手意識を持ちやすいんですね。

そしてなにより、

パターは難しく、奥が深い。

リス太もラウンド時の課題はいつもパッティングです。

スタート前は念入りに練習グリーンでパッティング練習します。にもかかわらず、終わった後で後悔するのもいつもパター汗

そんな後悔もゴルフのうちですが、できればパターを得意になってゴルフをもっともっと楽しんで欲しいです。

そこで、「パター苦手克服」と題して、ゴルフ初心者がもっと楽しくラウンドできるように、数回にわけてパター関連の記事をアップしていきますので、お付き合いくださいね☆

第1回目は、「傾斜を読む2つのポイント」です。

傾斜をおおまかに読め

グリーンは傾斜がありますね。そんなことわかってるよ!っていわれそうですが、まあ聞いてください。

グリーンのある練習場とか、ゴルフコースの練習グリーンでは、何度も同じ場所からパッティングできますので、微妙な傾斜も何度目かで読めるようになります。

何度も練習を繰り返せば、このくらいの傾斜ならこのくらいはスライスするとか、わかるようになります。

こういった練習での経験と、実際のゴルフコースの練習グリーンでその日のグリーンの速さを把握して、本番のラウンドに臨むわけです。

でも、初心者のうちに本番グリーンでパッティングするとき、正確にラインを読むことができるかというと、とても難しいのではないでしょうか?

ただでさえ、ショットに四苦八苦してやっとグリーンオンしたのに、そこからじっくり傾斜を読む余裕がないのもあります。

くわえて、1度グリーン上からカップに向かって傾斜を読もうとしても(あるいはカップから傾斜)、正確な情報をとらえるのは実は難しいです。

そこで、いざ本番でバタバタしないように、グリーンの傾斜を読むときに大切なポイントを2つだけ頭に入れましょう。

正確にはラインの読み方は傾斜だけでなく、芝目もありますが、これはまた別の機会に。

グリーンはたいてい「受け」

もちろん例外もありますが、コースでは受けグリーンが多いです。

受けというのはティーグラウンドから見て、グリーンの奥が山(上)、手前が谷(下)になっていることです。

受けグリーン

イメージとしては、ボールが奥にこぼれにくいように、グリーンが受け止めてくれる構造になっているということです。

ですのでショットは、まっ平らなグリーンよりは、グリーン上に止まりやすいわけですね。

ということは、カップの奥からパッティングしたら下りのパットが残りますし、手前にオンしたら上りのパットになるわけです。

傾斜を実際に読む前に、この前提を知ってるのと知ってないのとでは全然違います。心の準備になります。

そう、手前の方が上りのパットが残りやすいので、比較的寄せやすいのです。ショットの番手選びにも使えますね。

グリーンは「手前が低く、奥が高い」。

是非覚えましょう。

傾斜を読むのはグリーンに上がる前

すでにお話ししましたが、グリーン上で傾斜を読もうとすると、上りか下りか、あるいは右左どちらに曲がるのかよくわからなくなることがあります。

でも1度グリーンから降りてみてください。

グリーン外から傾斜を観察すると、驚くほど傾斜がわかりやすいです。

そのときの読み方としてはグリーンの一番高いところはどこなのか、低いところはどこなのか、ということです。

もちろん、微妙なラインはグリーン上で読むしかないですが、水が高いところから低いところに流れるように、ボールもグリーンの高いところから低いところに転がります。

山から谷へ

このおおまかなグリーンの傾斜の把握はすごく大切なんです。

おおまかに傾斜の全体像をつかんだ上で、グリーン上で細かい傾斜、芝目を読むようにクセ付けすると、傾斜の読み方が安定しますよ。

おわりに

初心者のうちは18ホール回るだけでも大変ですし、落ち着いてグリーンを読むのは難しいですよね。

でも今回お伝えした2つのポイントを意識しておくと、落ち着いてパッティングに臨めると思います。

次回以降でさらに細かいラインの読み方やパッティングの基本、練習法などをお伝えしていきますので、お楽しみに!

リス太でした☆

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