グリーンの傾斜の読み方「プロライン」を目指そう!

パターのストローク パターを極める

パターのストローク

はじめに

パターって難しいですよね。

ドライバーでかっ飛ばしても一打、30センチのショートパットも一打ですから、自動的に重要度が増すのがパターです。

でも同時に、パターって難しいですよね。
毎日毎日練習してまっすぐボールを転がせるようにパターの芯でヒットできるようになって、パターに自信が芽生えるものです。

とはいえ、本番のグリーンでの傾斜を家で再現できるわけじゃないですから、傾斜の読み方は経験によるところが大きいです。

そこで出てくるのが、「プロライン」です!

プロラインとは

カップをショート

グリーンの傾斜にはフックラインとスライスラインがありますよね?

すべてのパットを決めるのは無理ですが、外すにも外し方ってものがあります。

ここで出てくるのが、プロラインとアマラインです。

まずアマラインです。

アマライン

フックラインを例にとると、手前に外してますよね。
曲がり幅を考えて手前に外すと、永久にボールがカップに入ることはありません。

プロライン

一方プロラインは奥に外れるラインです。これなら曲がり幅によって入る可能性があります。

プロとして読み切ったら入るわけですが、入らなくてもこのプロラインに最低でも乗ることが大切なんです。

傾斜の読み方

距離感

ですので、常にプロラインに乗せられるようにしたいですね!

そこで傾斜の読み方のコツです!

グリーンに乗る前が勝負!

グリーン周り

パターが苦手な人はとくにですが、傾斜の読み方に自信がなく、なんとなくラインを決めてなんとなく打ってしまいがちです。

自信を持って打つには、グリーン全体の山谷を把握することが大切です。

グリーンは細かい傾斜だけでなく、全体で見たときに一番高いところ(山)と一番低いところ(谷)があります。

山から谷へ

ボールは山から谷に転がりますので、この大きな傾斜の構造を把握することが大切です。

そして、この大きな傾斜は、自分がグリーンの上にいたのでは案外わかりにくいんです。

グリーンに上がる前に遠くから傾斜構造を眺めて、どこが山でどこが谷かの全体構造を把握してから、グリーンに行って細かい傾斜をみるようにしましょう!

水野リス太画像

リス太

ここは重要なポイントです!ボールからカップまでの細かい傾斜だけを見ていると、大きな傾斜を見落として、ストレートラインに見えていたものが実際にはフックラインだったりすることに気づきません。
これはショートパットの精度に影響するんです!

様々な角度からチェック

グリーン

大きな傾斜を把握したら、あとは細かい傾斜を読みましょう。

傾斜読みのチェックポイントは3点です。

ボールからカップまでのフックorスライスライン、上りor下り、カップ周りの傾斜です。

フックorスライスラインはボールからカップを見るだけではなく、逆にカップからボールも見るようにしましょう。

上りor下りの傾斜読みは横から読みます。これはわかりやすいですね。

最後にカップ周りの傾斜を読みます。

ゴルフはたくさんの組みが回りますので、カップ周りは案外荒れていて、ボールに影響を及ぼします。
また、カップ周りは想像以上に傾斜と順目逆目の影響を受けやすいので、かならずチェックしましょう。

ジャストタッチに打ったボールはとくにカップ周りの傾斜に左右されやすいですよ。

打つラインは直線的に!

パター入る

ラインが決まったらあとは打つだけですが、ここでパターが得意な人と苦手な人の差がでます。

当然ですがグリーン上の傾斜を加味したラインは曲線ですよね。
でも曲線的にパターのストロークを行うことはできないです。

そうすると、せっかくラインを読んだのになんとなく打ってしまうんですね。

読みのラインは曲線ですが、ストロークのラインはあくまでも直線です。

読んだラインにボールを乗せるポイントを決めたら、その点に向かって直線的にストロークしましょう。

この打ち出すラインをしっかり決められるか、自信を持ってストロークできるかは、パットが入る確率に大きく影響しますよ!

パター練習器具

パターはどこでも練習できる唯一のクラブです!

最近は距離感練習器具付きのパターマットも出てますよ。これがあると、ラウンド前の練習グリーンでも周りを気にせずどこでも練習できますね。

おわりに

グリーンの傾斜の読み方、プロラインについてでした。

傾斜を読み切ってカップインしたときの気持ち良さ、征服感といったらないですよね。

打つからには、入るラインに打ちたいわけです。当たり前ですね。
それには、しっかり傾斜を読んで、自信を持ってストロークする必要があります。

そうすれば、結果としてプロラインに乗るわけですね。

いっぱい練習して、スコアアップしちゃいましょう☆

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