パターのコツはグリップの力にあり！

はじめに

パターが苦手なゴルファーは多いものですよね。

グロースメディアでもパターの記事を多く書いていますが、それもパターが苦手な人が多いからでもあり、パターが重要だからでもあります。

パットイズマネーというくらい、パターはスコアに対する影響が大きく、ショットのミスはある程度許されても、パターのミスは許されないというシビアさがあります。

だって、ドライバーでのティーショットも1打、ショートパットも1打ですからね。

さて、今回はパターのコツとして、グリップの力を取り上げます。

パッティングでグリップの力は入れる？入れない？

ショットではグリップの力が入っていることがNGであることは疑う余地がないですよね

どんな教本やWEBサイトでも力を抜くことの大切さを説いてます。

ですが、パターについては千差万別。もちろん力を抜く意見の方が多いですが、ショートパットは力を入れてしっかり握ることでストロークを安定させるべき、といった意見もあります。

どちらが正しいでしょうか。

パターのカギは芯でヒットすること！

パッティングで重要なことは、しっかりパターの芯でボールをヒットすることです。

これができると転がりがいいですから、狙ったところにまっすぐボールを転がすことができます。

練習でも距離感を合わせること以上に、ボールをパターの芯でヒットする練習を繰り返し行うとパターが上達しますよね。

だから、パターの芯でヒットすることが大切なんです。

グリップはゆるくしっかり握るべし！

たとえば、道具を使うスポーツをやったことのある人ならわかると思いますが、野球でもテニスでもグリップはゆるく握りますよね。

でも、ボールにインパクトするタイミングでグリップをギュッと握るはずです。

とくに野球ならバント、テニスならボレーをイメージするとわかりやすいですね。

なぜなら、すでに動いているボールを打ち返すことが目的ですから、グリップに力を入れないと、弾かれちゃいますからね。ボールに当たるタイミングでギュッと握るわけです。

でも、スイングの段階ではグリップに力は入れません。入れたらどうなるか？
早く振れないし、軌道もブレるんですね。

翻ってパターを考えてみると、止まっているボールを打つわけです。
大切なのはパターの芯で打つことですから、しっかりしたストロークが大切なんですね。
だから、グリップの力は抜くんです。
スムーズにストロークするためですね。

これをグリップの力が入った状態でやると、腕にも力が入りますからね。ストロークがぎこちなくなってミスしやすいと思います。

グリップをゆるく握るとグラグラして不安という人もいますが、ゆるく握ることとグラグラすることはイコールじゃないです。

しっかり握ることは大切ですよ。
ゆるくしっかり握る。自分のしっくりくるグリップをいろいろ試してみるといいです。

おわりに

パターのコツはグリップの力にあり！でした。

パターに限らず、ゴルフというスポーツは力が入っていていいことは何一つないですね。
でも、この力を抜くことがそれはそれで難しいんですけど。

特にパターは繊細なタッチが重要ですし、方向性はしっかりしたストロークがポイントですからね。

グリップは力を抜いて、かつしっかり握ることが大切ですよ☆