シャフト選びの3つのポイント|これだけ覚えれば100点!

シャフト

参照元:http://golftoday.tv/

はじめに

突然ですが、ゴルフはクラブで変わると思いますか?

答えはYESです。
よく、道具じゃない、スイングを磨け!といいますし、それは真実です。
でも、いえいえ、道具でゴルフは変わります

ここでは、パター以外のクラブについてお話ししますが、ゴルフクラブはザックリ分けると、グリップ、シャフト、ヘッドの3パーツに分かれますよね。

ボールとアイアン

ヘッドによってボールの弾道や飛距離などが変わることは理解しやすいですよね。

一方、グリップについては、交換することでもちろん変化がありますが、変化の度合いという意味ではヘッドほどインパクトはないです。

さて、本題のシャフトはどうかというと、これは想像以上に大きなインパクトがあります。

なぜなら、ゴルフはクラブを振るものである以上、シャフトの性能がスイングにものすごく影響するからですね。

タメ

ですので、ゴルフの上達には、自分に合ったシャフトを選ぶことが大切です。

そして、ゴルフのレベルに応じて、シャフトも替えていく必要があります。

シャフトを選ぶポイント

シャフトの素材

ダイナミックゴールド

参照元:http://www.truetemper.co.jp/

シャフトは素材で分けると、スチール製とカーボン製に分かれます。

最近ではハイブリッドな素材の商品も出てきていますが、基本はこの2種類ですね。

想像していただければわかる通り、スチールシャフトは重く、カーボンシャフトは軽いです。

また、しなり具合もずいぶん違いますね。

一般的にはスチールよりもカーボンの方がしなりが大きくなります。

アッタスパンチ

参照元:https://ustmamiya.jp/brand/attas_punch.html

一応まとめると、スチールシャフトは重くてしなりが少ない。カーボンシャフトは軽くてしなりが大きい、となります。

ですので、飛距離を求めるシチュエーションが多い、ドライバーやフェアウェイウッドはカーボンシャフトが付いているのが通常ですし、飛距離よりも正確性を求めやすいアイアンはスチールシャフトが好まれやすいという大原則があります。

ザックリいうと、ウッドはカーボン、アイアンはスチールが基本!ということです。

もちろん、最近はアイアンでもぶっ飛び系のモデルが多いですから、カーボンシャフトが標準のモデルも多く発売されてます。

ただ、ドライバーとスチールシャフトの組み合わせはさすがに今はないですね。

シャフトの調子

TourAD

参照元:http://tourad.gd-inc.co.jp/

シャフト選びでは、調子(キックポイント)もとても重要です。

「調子(キックポイント)とは」についてここでは詳しく説明しませんが、知りたい方は「キックポイントの記事」を読んでくださいね。

ちなみに今回は触れませんが、シャフトは「トルク」も大切ですよ。

さて、調子がシャフト選びになぜ重要なのかというと、弾道にものすごく影響するからなんですね。

まず調子と弾道、つかまりやすさの関係を表にしました。

調子
弾道
つかまりやすさ
タメの作りやすさ

基本的には、先調子は弾道が高く、元調子は弾道が低いです。

中調子は中間ですね。

ただ、調子は弾道だけではなく、ボールのつかまりやすさにも影響します。

ティーショット

先調子はつかまりやすく、元調子はその逆です。

自分のスイング傾向や好みの球筋に応じて、シャフトの調子が選べるといいですね。

水野リス太画像

リス太

ちなみに、調子はダウンスイングのタメの深さにも影響します。
たとえば、元調子は先端が硬く、手元がしなりやすいので、コックがほどけやすい人は元調子のシャフトを選ぶと振り抜きやすいということになります。

シャフトの硬さ(フレックス)

NSPROモーダス3

参照元:http://nipponshaft.co.jp/

シャフト選びのポイント、ラストはシャフトの硬さ(フレックス)ですね。

シャフトフレックスの表を以下に載せます。

フレックスLARSRSX
意味レディースアベレージレギュラースティフレギュラースティフエクストラ
推奨ヘッドスピード30~35m/s33~38m/s36~44m/s38~46m/s42~50m/s48m/s以上
特徴一般的な女性向き力のある女性に向いている一般男性向きSとRの中間力のある男性向きハードヒッター、プロ向き

硬さの真ん中がちょうどR(レギュラー)になります。

シャフトの硬さはしなりやすさに関係しますので、一般的にはヘッドスピードが速くなれば硬め、遅くなれば軟らかめのシャフトが合いやすいですね。

ですので、プロゴルファーは男性ならX以上のシャフトを選ぶことが多く、女性ならSかレギュラーが多いです。

また、アマチュアゴルファーなら男性はS、女性はL、男性シニアはRといった具合で使用率が高いです。

ただ、「いまさら聞けないシャフトの硬さ選びのポイント」でも書いた通り、自分に合うかどうかは、実際に試打しないとわからないものです。

体格もヘッドスピードも年齢も何もかも違いますからね。

へっぴり腰

しかも、メーカーによって、同じフレックス表記のシャフトでも実際の硬さは違います

リシャフトしたり、クラブを買い替えるときは試打して自分に合うシャフトかどうか、しっかり選ぶといいですよ。

おわりに

「シャフト選びの3つのポイント」でした。

ポイントをまとめると、素材、調子、硬さです。

クラブを買うときはどうしてもヘッドにばかり気が行きがちですが、シャフトはショットへの影響がとても大きいパーツです。

もっと突き詰めれば、他にもシャフト選びで注意することはありますが、まずはこの3つが基本です。

自分にぴったりのシャフトが見つけられるように、ぜひ参考にしてくださいね☆

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