はじめに
ゴルフ界では当たり前のように言われることの1つに、ロストボール使うんじゃなくて、ちゃんとしたボール買った方がいいよってのがありますよね。これ、反論の余地はありません。
なぜなら、距離(ディスタンス)性能もスピン性能も全然違うからです!
ちなみに高級なゴルフボールを拾って使ってる場合は除きます笑
ゴルフボールはケースとカバー、そしてコアで構成されています。構造の複雑さによって、基本2ピース、3ピース、4ピースに分かれるんですが、今回紹介するテーラーメイドのTP5は、なんと5ピース!!
なんてこった!!!
見ていきましょう!
ゴルフボールの構造をおさらい
「ゴルフボールの選び方」でも書いている通り、ゴルフボールはケースとカバー、コアでできています。
ちなみにレンジの練習ボールは2ピースが多いですね。つまりコアとカバーだけです。
コアを包むケースの構造が複雑化しているのが4ピースですね。
また、ゴルフボールは大別すると、コアが硬くてカバーが軟らかいスピン系とコアが軟らかくケースが硬いディスタンス系に分かれます。
じゃあ、今回紹介するTP5の5ピースの構造ってどうなっちゃうの?って思いますよね!
テーラーメイド TP5
テーラーメイド TP5は5層構造
さて、いよいよ5ピースの謎に迫ります。
大きく分けると、中心部の3層でできたトライファストコアと外側の2層のデュアルスピンカバーに分かれます。
トライファストコアの中身ですが、中心部は非常に軟らかいコアでできていて、外側に向かってだんだん硬い素材に変化。
デュアルスピンカバーは外側のカバーは軟らかいウレタン素材で、インナーカバーは高硬度になっています。
だから、3層のコアのパワーで飛距離が生まれ、かつ2層の硬度の異なるカバーがクラブフェースに食いつき、高いスピン性能を生み出すんです。
テーラーメイド TP5の特長
お伝えした通り、 TP5は飛んで止まる。
弾道は中~高弾道です。
TP5には「TP5」と「TP5X」の2種類があり、ソフトなフィーリングを求めるゴルファーはTP5、やや硬質な打感と高弾道で飛距離をさらに追い求めるならTP5Xといったところでしょうか。
ついでに、ジョン・ラーム選手のインプレッション動画も参考に!
おわりに
テーラーメイドの「TP5」の紹介でした。
とうとうゴルフボールは5ピースの世界まで足を踏み入れたんですね。
このままいくと、いつか10ピースとかにならないか心配です笑
冗談はさておき、TP5はツアープロの評判も上々。ちなみにセルヒオ・ガルシアは「2017 オメガ・ドバイ・デザート・クラシック」をこのボールで勝ってますからね。
ものすごく上質なボール。ただ、その分値は張ります。
でも、それくらいの価値ある5ピースのTP5、おすすめです☆