これ、本当にタイトリスト?やさしいぶっ飛び系アイアン「718AP1」

718AP1メイン画像 タイトリスト製ギア紹介

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はじめに

とうとうタイトリストのアイアン新シリーズ「718シリーズ」の紹介も第5弾まできました!

5弾目を飾るのはぶっ飛び系アイアン「718AP1」です。

AP1は生まれ変わった!

方向性

参照元:https://www.titleist.co.jp/golf-clubs/irons/718-ap1/

このタイトルはリス太の主観ですが、上級者向きの製品が多いタイトリストアイアンの中では、VGと並ぶ「ビギナーでも使える」アイアンとして、もともと評価が高かったAP1。

ただ、軟鉄鍛造で操作性の高さや打感の良さを好むタイトリストユーザーにとっては、いい意味で邪道(悪口じゃないですよ笑)なアイアンでした。

ステンレス鋳造のポケットキャビティなんて!といった声がユーザーから聞こえてきそうな感じです。

評価は事実高くて、初心者でもやさしく打てるオートマチックなアイアンです。

ただ、どうしてもこの「初心者向き」「ビギナー用」なイメージが強かったんです。

でも、718シリーズでのAP1は、ただの初心者向きアイアンではないんです!

718AP1を深くみてみる!

デザイン

718AP1

参照元:https://www.titleist.co.jp/golf-clubs/irons/718-ap1/

MB、CBの2大巨頭と比べて、やさしめアイアンとして認知されてきたAPシリーズですが、バックフェースのデザインやブレードの厚さがどうしてもオートマチックな印象を与えてきました。

とくに716AP1はバックフェースが黒中心のカラーリングで、しかも見た目からしてやさしさ全開ですから。

718AP1

参照元:https://www.titleist.co.jp/golf-clubs/irons/718-ap1/

もちろん、いいアイアンなんですけどね。

でも、718シリーズはデザインからして違います。

AP2も同様ですが、バックフェースのデザインが一新されました。

黒中心のデザインからシャフト・ヘッドとの一体感を感じるデザインで、タイトリストロゴとAP1ロゴにはメタリックな装飾があしらわれています。

うう。かっこいい…。
現代的なタイトリストを表現している感じで、テクノロジーと無骨な男らしさの融合ですね。

タイトリストさん、やってくれましたね!

718AP3がAP1のポジションを変えた?

718AP1

参照元:https://www.titleist.co.jp/golf-clubs/irons/718-ap1/

716までは、MB、CB、AP2が中級クラス以上のゴルファー向けで、VGシリーズを除けば
初心者向きなアイアンはAP1のみでした。

なので、AP1は716シリーズの中ではターゲットも唯一異なり、比較的別扱いされていた気がします。
そういう意味ではT-MBも別ですけどね。

でも、718シリーズからはAP3が登場したことでシリーズの各製品につながりが生まれたように感じます。

MB→CB→AP2→AP3・T-MB→AP1

といった感覚ですかね。
ところで、AP3とT-MBを比較しても面白いかも。

いずれにせよ、AP3のおかげで現代のタイトリストアイアンのラインナップが揃った感じです。

そして、AP1はやさしさのみがクローズアップされる存在から、ストロングロフトのぶっ飛び系アイアンとしての立ち位置を手に入れたように思います!

構造とロフト角

この、シリーズの製品間のつながりは、アイアンの構造とロフト角の比較をするとよりわかります。

商品名 718MB 718CB 718AP2 718AP1 718T-MB 718AP3
ロフト角(7I) 35度 34度 33度 29度 33度 30度

軟鉄鍛造のMB、CB、AP2と鋳造アイアンのAP3、T-MBとAP1。
マッスルバック、ハーフキャビティ、キャビティバックときて、中空アイアン、ポケットキャビティ。

全て揃いましたね!

MBとAP1でロフト角がなんと6度違いますからね。冷静に考えるとすごい差ですね。

つまり、やさしさだけでなく、飛距離性能バツグンのぶっ飛び系アイアンがAP1なんです!

718AP1の構造

あらためて718AP1の構造を紹介しますね。

薄くて大きいフェース

ディープアンダーカット

参照元:https://www.titleist.co.jp/golf-clubs/irons/718-ap1/

360°ディープアンダーカットキャビティで生まれた薄くて大きなフェースは、ゴルファーに絶大な安心感とミスへの許容性を与えてくれます。

構えてみると驚きのフェースの大きさです。
でも、嫌じゃないですね。

ラウンドではこの安心感がかならず役に立つことが確信できます。

そして、薄いフェースから生まれる打感の良さも特長ですね。

タングステンウェイトの採用

AP2やT-MB同様、高比重タングステンウェイトを採用しています。

AP1はトゥ側にタングステンウェイトを配置することで、低深重心と高慣性モーメントを実現。

とにかく飛んで、ボールが簡単に上がります。

フェースの薄さ、大きさとあわせてミスへの許容性の高さは大きな魅力です。

また、抜けの良いプレウォーンリーディングエッジによって、深い芝でもボールへのコンタクトを妨げず上手に拾ってくれます。

718AP1の構造まとめ

ぶっとび

参照元:https://www.titleist.co.jp/golf-clubs/irons/718-ap1/

簡単に言えばやっぱり、やさしくてぶっ飛ぶアイアンなんですね。

タイトリストのテクノロジーの真髄がAP1には詰まっています!

718AP1への口コミ

これだけのアイアンですから、世間の評価は気になるところですよね。

先立って試打しているうらやましいゴルファーが世の中にはたくさんいますから、その口コミの一部を集めてみました。

・やさしいアイアンなのにトップブレードが薄くて、アスリートにも問題なし!

・薄いフェースがたわんで、拾ってドカーンと飛ばしてくれる!

・AP3が鋳造なのに打感が良すぎるのでそれよりは劣るけど、ぶっ飛び系アイアンにしては打感が良い!

・ロフトも立っててとにかく飛ぶ!

やっぱり718シリーズではAP3と比べているものが多いですよね。

許容性・やさしさという観点だけでなく、飛距離観点からのぶっとびアイアンとしての評価を確立しそうな予感です。

水野リス太画像

リス太

718AP1が出て、いままでリス太が持っていたAP1のイメージが完全にくつがえりました!「やさしい=タイトリストじゃない」みたいに思っていましたが、正直やさしく打てるならその方がいいですよね。
しかも打感も良くてぶっ飛ぶとなるとこれはもう購入検討リストに入れるしかないですね!

718AP1 タイトリスト公式プロモ動画

今回の718シリーズの目玉は新商品のAP3だけだと思われがちですが、いやいや、タイトリストは718シリーズ全体を通して、タイトリストアイアンへのイメージをリブランディングしようとしたのかな、とちょっと思っちゃいます。

タイトリストは進化し続けるブランドですね!

おわりに

かなりの独断と偏見を熱く語ってしまいましたが、それくらい718AP1は素晴らしいアイアンですよ!

いままでのマッスルバックなタイトリストアイアンのイメージに一石を投じる、ぶっ飛び系アイアン「718AP1」。

どんなレベルのゴルファーも満足できる秀逸なアイアンです☆

718AP1 MCI60

718AP1 N.S.PRO 950GH

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