残り60ヤードを2打で上がる方法

女性とゴルフコース アプローチのコツ

女性とゴルフコース

はじめに

ゴルフは方向性もさることながら、距離感を合わせることがスコアアップには重要ですよね。

常にフルショットでパーオンができるかというとそうもいきません。

とくに100ヤード未満のアプローチ、もっといえば60ヤードくらいが残った時に距離を合わせる必要があって、しかも難しいんです!

残り60ヤード前後は難しい!

悩み

たとえば、410ヤード(ピンまで)のパー4があったとして、ドライバーで230ヤード打ったら、残り140ヤードですね。

パーオンするためには、男性なら7番アイアンか8番アイアンでしょうか。

でもダフるかもしれませんよね。

各番手ごとの自分の飛距離を把握していれば、どんな状況でも対応できますが、それでも難しいのが、残り100ヤード未満のアプローチですね。

こちらの表をみてください。ロフト角と番手、飛距離を一覧にしたものです。

ロフト角 クラブ 飛距離(フルショット) ラン ヘッドスピード
9度 ドライバー 240y 14y 44m/s
15度 3W(スプーン) 220y 12y 44m/s
18度 5W(クリーク) 205y 11y 44m/s
20度 3UT
(ユーティリティ)
190y 10y 44m/s
24度 5UT
(ユーティリティ)
175y 9y 44m/s
26度 5I 170y 9y 44m/s
30度 6I 160y 8y 44m/s
34度 7I 150y 8y 44m/s
38度 8I 140y 7y 44m/s
42度 9I 130y 6y 44m/s
46度 PW(ピッチングウェッジ) 120y 5y 44m/s
52度 AW(アプローチウェッジ) 110y 4y 44m/s
58度 SW(サンドウェッジ) 95y 2y 44m/s

リス太の場合は、アプローチウェッジのフルショットで110ヤード、サンドウェッジで90ヤード前後ですので、このあたりはあまり考えずに打てます。

逆に40ヤード以下のアプローチなら普段から練習してるので、振り幅で距離感調整ができます。

でも、60ヤードって難しいんですよ。
なにしろ番手がないし、この距離の練習量が少ない人も多いですしね。

だからこそ、プロゴルファーでさえ中途半端な距離が残らないようにコースマネージメントするわけですから。

それでも、対応しなければいけないシチュエーションに遭遇した時のための方法をお伝えします。

絶対にゆるめない!

レッドカード

アプローチでは振り幅で調整しますが、フィニッシュまで振り切るようにすることが大切ですよ。

振り幅で調整せずに、クラブを短く持つだけで距離は抑えられます。場合によっては、シャフトに指がかかるくらい短く持ってショットします。

フルショットの飛距離に対して微妙に抑える必要がある場合はクラブを短く持った上でフルショットしましょう。必要なことはただ一つ、最後までゆるめないことです。

でも、60ヤード前後の距離には対応できませんね。

振り幅で調整

アプローチ

ここで振り幅調整を行います。

普段の練習からクラブごとの振り幅でどのくらいの距離が出るかを確認しておくといいですね。

リス太の場合は、アプローチウェッジならフルショットで110ヤード、スリークォーターで80ヤード、ハーフスイングで60ヤード、あとはもっと短いアプローチです。

フルショット、スリークォーター、ハーフスイングの3種類練習しておけば、本番でも対応できますよ。
あとは40ヤード以下の短い距離のアプローチ練習でいけます。

再度注意!絶対にゆるめない!!

アプローチ

振り幅で調整すると、気をつけなければいけないのは、手先で距離を調整しようとする動きが入ることですね。

振り幅は抑えますが、ゆるめてはいけません

ハーフスイングなら、決めた振り幅まで引いて、フォローの振り幅まで一気に振り切ることが大切です。

振り切っても飛びすぎることはないです。そのための振り幅ですからね。

振り幅調整の「調整」という言葉がいけないのかもしれないですが、手先で調整してはいけません。
振り切ることはゴルフスイングの基本ですからね。

絶対にゆるめないように注意しましょうね!

水野リス太画像

リス太

ゴルフ初心者のうちは、グリップやらスイングの方向やら左ひじを曲げないやら、いろんなチェックポイントを考えて試行錯誤するものです。それ自体はすばらしいのですが、ゴルフスイングで一番大切なのは、なんだかんだ言って「振り切る」ことなんです。ボールに当てよう、距離を合わせようとしてミスになるのは、フィニッシュまで振り切ってないからなんですよ。手ではなく、体でクラブを振り切れるようになったら、レベルが一段階上に上がりますよ!

おわりに

残り60ヤードはどんなゴルファーでも難しい距離です。

非常にミスしやすいからですね。
なぜミスしやすいかというと、ゆるみやすいからです。距離を手先で調整しがちだからですね。

逆にいうと、手先で調整しようとしなければミスは防げます
あとは振り幅の大きさを間違えなければピンに寄せられます。

しつこく言いますが、振り幅を決めたらフィニッシュまで絶対にゆるめないことです。
振り幅と距離については、普段の練習である程度掴めるはずです。

スリークォーターで4分の3、ハーフで半分ちょいくらいの距離を目安に練習しましょう。
60ヤードを寄せられるようになると、コースマネージメントが楽になりますよ☆

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