アプローチの極意は「乗せて寄せる」ではなく「転がして寄せる」

アプローチのシチュエーション アプローチのコツ

アプローチのシチュエーション

はじめに

中級以上のゴルファーと初級ゴルファーを分けるものはいくつかありますが、とくにアプローチは分水嶺になると思います。

たとえば、以下の画像を見てください。

グリーン周り

画像からだけでは、細かいライなどの状況はわかりませんが、自分の頭の中でシミュレーションしてみましょう!

ボールが画像の真ん中の下の方にあるとして、

・どのクラブを選ぶか

上記であなたのアプローチ力がわかるかも知れません!

そもそも上げて寄せるのは難しい

ロブショット

アプローチの時に使うクラブはなんでしょうか。

いつもSW(サンドウェッジ)だよ!という人は少し危険信号。

もちろんプロゴルファーの中にも、常にアプローチはSWやLW(ロブウェッジ)を使う選手もいます。
でも、それはプロの技術と鍛錬の結果から選択されたものですからね。

われわれアマチュアゴルファーに当てはまるわけじゃありません。

なによりも、グリーン周りからフワッと上げて、ピンそばにポトリと落とすアプローチはそもそもとても難しいんです。

たとえば、イメージしてみてください。

5ヤード先に目標があるとして、ボールを手で持って投げて寄せるとしたら、フワッと投げますか?それともポトリと落として転がしますか??

おそらく無意識に転がす選択をするはず。

なぜならその方が圧倒的に簡単だからなんですね。

アプローチだって同じです。

寄せる確率で考えたら、上げるよりも転がしたほうがいいんですよ!

ほんとに転がしたほうが簡単なの?

アプローチ

なぜ、フワッと上げるのが難しいかというと、まず第一に距離感が難しいんです。

フワッと上げて、いつも同じところにボールを落とせるなら問題ないです。
でも、練習熱心なゴルファーならよくわかりますよね?それがどれほど難しいか。

ここに、転がしたほうが寄せやすい理由をババ~ン!と公開します。

・距離感が合いやすい

・ミスの可能性が下がる

・ラインがわかる

これですよ!

まず、距離感は言わずもがなです。
手で投げたって転がした方が簡単なんだから、道具使うならなおさらです。
転がした方が距離感が合いやすいです。

また、ミスの可能性も下がります。
普段アプローチはSWやAWしか使わないって人は、それ以外のクラブを使うことに抵抗があるかも知れませんが、それは慣れてないだけです。練習すればわかりますが、ロフトが立っているクラブのほうがミスが少ないです。SWはただでさえ、バンスが張り出してますからね。ホームランの可能性もあるし、逆にザックリだって起こりやすいです。

ロフトの立っているクラブといえば、究極的にはパターですが、当然ザックリなんてありえないじゃないですか。ロフトが寝ているクラブよりもロフトが立っているクラブで払うように打った方がミスは減るんですよ。
力加減は慣れちゃえば大丈夫!

そして最後に、ラインがわかること!
どうせアプローチしたらそのあとはパッティングが残るわけです。
だったら、アプローチだって転がしておけば、ラインがわかりますからね。
パットの参考になるじゃないですか。
また、転がせばもしかしたら入る可能性だってありますしね。

そう。
アプローチはフワッと上げるよりも、転がした方がだんぜん簡単なのです!

おわりに

アプローチの極意は「乗せて寄せる」ではなく「転がして寄せる」でした。

ゴルフはゴロフって言いますからね。
転がした方が断然良いんです。

もちろんアプローチにも色々な打ち方がありますからね。
フワッとロブショットを打たなきゃいけないシチュエーションや上からクラブを入れてスピンを多くかけたいシチュエーションもあるでしょう。

でも、ゴルフ初心者であれば、そんな状況でスーパーなショットを打たなきゃいけないシチュエーションって少ないと思います。

ゴルフは転がしが基本です。
常になるべく転がして寄せられるクラブ選択、打ち方を心掛けたほうが上達が早いですよ☆

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