クラブを「インサイドに引く」の意味

はじめに

ゴルフ初心者にとっての最初の壁のうち、もっともポピュラー（？）なものが、スライスの悩みを脱却することですよね。

巷では、スライス撲滅のための方法論が数多ありますよね。

ヘッドアップやグリップなど、言い出せばきりがないくらいにスライス防止のポイントはたくさんあるのです。

ただ、リス太も長年ゴルフをやってきて、もちろんスライスにも悩んでいた時期がありました。いまでも時々突然襲われますよ。

ただ、スライスが起こる原理を理解してるので、スライス地獄にハマることはないです。
だって、クラブをインサイドに引ければ、スライスにはなりにくいですから。

スライスの原因

当然ですが、スライスする理由はインパクト時にフェースが開いてボールにヒットするからですよね。

他にもスイング軌道の問題も合わさって、初心者にとって、スライスは悩みのタネになるわけです。

ところで、ゴルフのスイングの基本は、体の回転でフィニッシュまでクラブを振り切ること。

これができれば、どんなミスも防げます。まぁ、これが難しいんですけどね。

クラブフェースの動きでいうと、バックスイング で開いて、インパクトで戻り、フォローで閉じる、この一連の動きでボールをまっすぐ飛ばすことができます。

このフェースの動きを効率的に行うには、常に体の正面にクラブがある状態でスイングすることが大切です。

そうすれば、スイングはいつもインサイドインの正しいスイングになるからですね。

この、インサイドインのスイングを行うためには、スイング全体というよりもバックスイングまでが決め手です。

バックスイングの始動時でほぼ決まるといっていいです。
つまり、クラブをインサイドに引ければ、成功なんです。

どうやってインサイドに引くの？

実は口で言う以上にゴルフ初心者には難しい、このクラブを「インサイドに引く」作業のポイントは次の3点です。

自分のスイングを動画撮影して、見てみるとわかると思いますが、頭の中でイメージした自分のスイングと、実際のスイングって結構違うと思います。

だからゴルフは難しいんですよね。

スイングプレーンに沿ってインサイドにクラブを引くためには、上の3点が絶対必要です。

初動でアウトサイドにクラブを引いてしまわないように、体の回転でバックスイング を始動します。手ではなくて、体でクラブを上げるイメージですね。

そして、ここからが大事なんですが、スライス癖がある人はバックスイングでクラブがどんどん体から離れていきます。

もっとわかりやすく言うと、グリップが常に体の正面にある状態でバックスイングしてみましょう。

やってみるとわかりますが、これを実現するためにはコックを入れてシャフトを立てていかないとダメなんですね。上手く引けないんです。

とくに今までアウトサイドにクラブを上げていた人からすると、しっくりこないと思いますが、試しにスイングを動画で撮影してみましょう。

綺麗にインサイドにクラブが引けていることがわかるはずです。
これができると、スライスが大幅に減り、ボールがつかまるようになりますよ！

おわりに

クラブを「インサイドに引く」の意味でした。

頭の中のイメージと実際のスイングは、想像以上に違うものですよ。

今回お話ししたチェックポイントを意識して練習してみてくださいね。

きっとスライスとお別れできて、つかまった良い球が打てるようになりますよ☆