はじめに
以前、「スクエアグリップで握るべき3つのメリット」という記事で書きましたが、リス太は個人的に左手のグリップはスクエアグリップが良いと思っています。
でも、とくに上級者がストロンググリップ(フックグリップ)を採用している方が多いことや、アメリカでは初心者にゴルフを教えるときには、初めからストロンググリップ(フックグリップ)で教えることがスタンダードになりつつある、といった話を聞くことが多くなってくると、ストロンググリップ(フックグリップ)には一定のメリットが多いのも理解できます。
プロゴルファーもストロンググリップ(フックグリップ)の選手が多いですしね。
ですので、どのグリップが正解というのはないですし、自分に合っていて方向性も飛距離も理想に近づけるなら、どんなグリップでもいいと思います。
それでもリス太は、ゴルフ初心者のうちはスクエアグリップが良いんじゃないかと思っているんです。
それは、自分が初期にストロンググリップ(フックグリップ)に変えて、結局スクエアグリップ戻して上手くいった経験があるからなんです。
もちろんすべての人に当てはまるものではないですが、少しでも参考にしてもらえればうれしいです。
なぜストロンググリップ(フックグリップ)に変えたか?
リス太は多くのゴルファーがそうであるように、はじめはスクエアグリップでゴルフを習いました。
今思えばそうだっただろう、という程度です。
「どのグリップがいい?」って聞かれたわけではないので、多分スクエアグリップだったろう、と思います。
でも、ゴルフを始めて半年くらい経った頃にストロンググリップ(フックグリップ)に変えました。
なぜならスライスが止まらなかったからです。
スライスは治ったか?
確かにだいぶ改善されました。
時々スライスはでますが、デメリットとしてよく言われるような、チーピンや引っかけが止まらなくなるようなこともなかったです。
この当時、人からもらったR(レギュラー)シャフトのドライバー、アイアンを使っていました。
どちらもはカーボンシャフトでした。
今思えば、この当時のスイングは手打ちそのものだった気がします。
でも、ストロンググリップ(フックグリップ)で握っていたので、フェースの開閉もなく、偶然上手く打てていたんだと思います。
アイアンを変えたら飛ばなくなった
この辺で自分は上手くなったと勘違いが始まりました笑
スコアは100前後ですから、上手くなってはいないんですが、若気の至りですね。
勢いでタイトリストの712CBを購入しました。オーバースペックのクラブなので、ここからつらい戦いが始まります。
シャフトはダイナミックゴールドのS200です。
ダフリやトップが止まらないだけならまだしも、飛距離も全然出なくなりました。
クラブを変える前は7番で140ヤード飛んでましたが、120ヤードくらいしか飛ばなくなってしまいました。
おかしい、そんなはずないって、飛ばそうとするから余計に力が入って飛びません。
挙げ句の果てにシャンク病まで始まってしまいました。
1ヶ月以上苦しみました。
スクエアグリップに戻したら
ここで、スクエアグリップに戻す選択をしました。
特に理由はないんです。
ただただ深くなが~いスランプに苦しんだ結果、基本に戻ろうと思ったんです。
そこからもすぐにショットが良くなったりはしませんでしたが、だんだん自然なフェースの開閉と、手打ちでない体でのスイングができるようになってきます。
ここではじめて、スクエアグリップで体の回転を使って打つと、力を入れなくても、むしろ入れない方がボールは飛ぶんだってことがわかりました。
自分にとってのハードスペッククラブを使うメリットが唯一あるとすれば、基本通りのスイングで体の回転で打たないと、まともにボールが飛ばないし、方向性も定まらないってことがわかることですね。
そして、スクエアグリップで自然なフェースローテーションを身に付けるのが、やっぱり上達には一番早いと思います。
今は同じクラブで7番アイアンの飛距離が150ヤードで、方向性もバッチリです。
スライスぐせも治りました。手打ちだからスライスするんだってことがわかりました。
おわりに
今回はストロンググリップ(フックグリップ)で苦しんだ後、スクエアグリップに戻したことで上達した(と思う)リス太の体験談ベースのお話でした。
やっぱりスクエアグリップでスイングの基本を覚えて、自分のスイングをしっかり作り上げた後に他のグリップへ移行する順番の方が良いと思います。
左手のグリップにはそれぞれ特長・メリットがありますから、自分の球筋や求めるものによって選んだらいいと思います。
でも、選べるようになるにはある程度自分のスイングができていないと難しいですよね。
リス太は中途半端なタイミングでストロンググリップ(フックグリップ)を採用して、スイングがバラバラになってしまいました。
みなさんはそんな失敗をしないですむように、まずはスクエアグリップでのスイングをしっかりマスターしましょうね☆
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