【男子ツアー】三井住友VISA太平洋マスターズ2017

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はじめに

2017年11月9日から12日の4日間、「三井住友VISA太平洋マスターズ」が開催されました。

本大会は今年で45回目を迎える、賞金総額2億円、優勝賞金4,000万円のビッグトーナメントです。

昨年2016年は米国PGAツアーから一時帰国した松山英樹選手が圧巻のプレーで優勝しました。

2017年は小平智選手が最終日7アンダーの猛チャージで逆転勝利をおさめました！

激闘の様子を振り返ります。

3日目までは大混戦

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3日目終了時点の順位は1位が14アンダーのスンス・ハン選手。

小平智選手は11アンダーの3位につけていました。

それが終わってみれば、2位に3打差の18アンダーで優勝です。

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ちなみに2位は宮里優作選手。
今季絶好調のJGTO選手会長は、小鯛達也選手が優勝した「マイナビABCチャンピオンシップ」でも2位でしたから、安定感がすごいですね。

さて、「三井住友VISA太平洋マスターズ」の最終結果です。

スコア以上に小平智選手の強さが表われた大会でしたね。

詳しく振り返ります！

小平智選手の最終日を振り返る

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前日、「明日は大爆発しますよ」と宣言した通りの最終日になりました。

最終日は3番でバーディーを奪うと、6番から3連続バーディーとします。
この時点ですでに首位スタートのスンス・ハン選手と並びます。

後半に入っても10番、11番と2連続でバーディーを奪い、これは小平で決まりかな、と思わせたところで、13番で初めてボギーを叩きます。
ここで普通なら崩れるところですが、そこは小平智選手の強さですね。

16番でバーディーを奪うと、18番でもバーディーを決め、見事な逆転優勝を飾りました。
しかも2位と3打差ですからね。
圧巻の戦いぶりでした。

小平智選手の2つの目標

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年間2勝以上

小平智選手はかねてから「年間複数回優勝したい」と口にしています。

2013年に、国内メジャー「日本ゴルフツアー選手権Shishido Hills」でツアー初勝利。翌年2014年は「ダンロップ・スリクソン福島オープン」で2勝目。2015年の「日本オープン」でメジャー2勝目。そして、2016年は「ブリヂストンオープン」で勝利しましたが、これまで年間複数回優勝がありませんでした。

でも、今回の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で今季2勝目を挙げ、初の年間複数回優勝を勝ち取りました。

マスターズ出場

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また、小平智選手は海外志向が高いことも有名です。

よく小平智選手が口にするのが、「日本で賞金王になるよりも、世界ランキングで50位以内に入ってマスターズに出ることが目標」という野望。

でも、今回の優勝で今シーズンのJGTO賞金ランキングはトップに躍り出ましたし、なにより世界ランキング53位まで上げてきました。

目標まであと1歩というところですね。

参考までに2017年12月15日現在のJGTO賞金ランキングTOP10と世界ランキング45位から55位までを表にしました！

2017年JGTO賞金ランキング（11/15時点）

2017年男子ゴルフ世界ランキング（11/15時点）

小平智選手スイング動画

小平智選手の素晴らしいドライバーショットの動画です。

コンパクトかつバネがあり、かつ美しい…。

自身初の年間複数回優勝に加えて、世界ランキングも50位台まできてますからね。

海外志向が強い小平智選手にとっては、非常にうれしい優勝だったでしょう。

おわりに

「三井住友VISA太平洋マスターズ」は小平智選手の優勝で幕を閉じました。

これでマスターズ出場と賞金王に一歩近づいた小平智選手。

奥様の古閑美保プロもものすごく喜んでいる様子が映像越しに伝わりました。
これで、賞金王カップルが誕生する可能性が高くなりましたね☆

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