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はじめに
今年も師走に入り、リス太にとっては12月といえば、女子新人戦の「加賀電子カップ」とこの「Hitachi 3Tours Championship」です。
JGTO、PGA、LPGAの国内3ツアーの猛者たちが戦うお祭りです!
お祭りですが、そこはプロですから本気の本気でぶつかり合うところもみどころです。
豪華な出場選手
Hitachi 3Tours Championshipは各ツアーの賞金ランキング3位までの選手と招待選手3選手の計18選手(各ツアー6名)で争われます。
組み合わせ的には、とくにLPGAの賞金女王を争った鈴木愛選手とキム・ハヌル選手のチームが見どころですね。
Hitachi 3Tours Championship 2017のルール
2005年から始まったこの大会、ルールは何度か変更になっていますが、2015年からは午前がベストボール方式、午後がオルタナティブ方式で争う形で続いています。
勝敗はポイントで決定されます。
午前のファーストラウンドは1位2ポイント、2位1ポイント、3位ポイントなし、午後のセカンドラウンドは1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイントで、総合スコアで1位になったツアーが優勝となります。
さぁ、2017年の結果は如何に!
やはり強かったJGTO!
以下は最終結果です。
Hitachi 3Tours Championship 2017最終結果
順位 | チーム | ポイント |
---|---|---|
優勝 | JGTO | 11.5 |
2位 | PGA | 9 |
3位 | LPGA | 6.5 |
1stラウンド(午前)結果
グループ | チーム | 選手名 | スコア | ポイント |
---|---|---|---|---|
1 | JGTO | 宮里 優作/H・W・リュー | -3 | 1 |
1 | PGA | 秋葉 真一/井戸木 鴻樹 | -4 | 2 |
1 | LPGA | 成田 美寿々/上田 桃子 | -2 | 0 |
2 | JGTO | 片山 晋呉/池田 勇太 | -5 | 2 |
2 | PGA | 室田 淳/清水 洋一 | -2 | 0.5 |
2 | LPGA | イ ミニョン/川岸 史果 | -2 | 0.5 |
3 | JGTO | 小平 智/今平 周吾 | -6 | 1.5 |
3 | PGA | P・マークセン/米山 剛 | -6 | 1.5 |
3 | LPGA | 鈴木 愛/キム ハヌル | -5 | 0 |
2ndラウンド(午後)結果
グループ | チーム | 選手名 | スコア | ポイント |
---|---|---|---|---|
1 | JGTO | 小平 智/今平 周吾 | -6 | 3 |
1 | PGA | 秋葉 真一/井戸木 鴻樹 | 1 | 1 |
1 | LPGA | 成田 美寿々/上田 桃子 | 0 | 2 |
2 | JGTO | 片山 晋呉/池田 勇太 | -3 | 2 |
2 | PGA | 室田 淳/清水 洋一 | 1 | 1 |
2 | LPGA | イ ミニョン/川岸 史果 | -4 | 3 |
3 | JGTO | 宮里 優作/H・W・リュー | -2 | 2 |
3 | PGA | P・マークセン/米山 剛 | -3 | 3 |
3 | LPGA | 鈴木 愛/キム ハヌル | 1 | 1 |
今年はLPGA以上に大激戦だったJGTO。最終戦の日本シリーズJTカップで宮里優作選手が圧勝して、大逆転の賞金王となる熱い戦いだったわけですが、その厳しい戦闘モードを引き継いだ強さでしたね。
LPGAは結果3位でしたが、最終戦から2週間空いてしまったスケジュールもあったかもしれません。先週は「THE QUEENS presented by KOWA」がありましたけどね。
でも、イ・ミニョン選手、川岸史果選手の2人はセカンドラウンドでLPGA唯一の1位を取りました。2人とも飛距離自慢の選手ですから、その辺が良い意味で作用したかもしれませんね。
LPGA各選手インタビュー
いつもは戦うことのない3ツアーの戦いでしたので、とくにLPGAツアーの各選手は、男子プロの力と技に大いに刺激を受けた様子です。
鈴木愛選手
2017年賞金女王の鈴木愛選手のコメント!
「とても楽しい1日でした。だけど、悔しい」
「前半は私らしいパッティングも披露できたし、(キム)ハヌルさんとのコンビネーションがとても良かった。でも、1打差で男子2チームに勝つことはできない。各ステージ、3ホールのパー5で、2オンが不可能でした。優勝するためには、せめてパー5だけでも20ヤードは前方にしてほしいです。来年は、そうお願いできませんか」
上田桃子選手
次は上田桃子選手です。
「男子プロは、素晴らしい。すべてがすごい。もう、うまかったなぁ、という言葉しか出てきません。とはいえ、きょうの経験がオフのトレーニングや練習の励みになる。2018年は今年以上にチャレンジのシーズンです」
成田美寿々選手
最近は安定して強い選手になってきた印象の、鈴木愛選手と同期の成田美寿々選手のコメントです。
「最も勉強になったのは、アプローチとパッティングでした。宮里さん、小平さんは、パッティングのタッチ、カップへ吸い込まれるスピードがすごい。異次元のゴルフを目の当たりにしました。体力的な関係もあるけど、女子のうまさとは違う。私は、男子のようなプレーができる選手を目標にして、さっそく取り組んでいきたい」
川岸史香選手
飛ばし屋川岸良兼選手の愛娘、川岸史香選手のコメントはこちら。
「ミニョンさんと飛距離が、ほぼ同じ。そういった面で、伸び伸びとプレーができた。お父さんと違い、いいボールを打つね、などシニアの皆さんが声をかけてくださった。でも、男子プロの実力を目の当たりにし、心から格好良い、と思いましたね。第一、スピードが速くて、ボールの行方を追えません。うーん…」。では、イの感想は。「男子と一緒にプレーすることは、とても楽しい。来年も絶対に出場したいと思っている。2018年も頑張ります」
キム・ハヌル選手
そして、今年も賞金女王にはあと一歩届かなかったものの、LPGAツアーを大いに盛り上げたキム・ハヌル選手のコメント。
クール&ビューティーと称されますが、人柄の良さが表れてますね!
「最後の試合で、(鈴木)愛さんと楽しくおしゃべりしながら、素晴らしい1日を過ごすことができました。試合では同組になっても、お互い、ほとんど話すことはない。良かったです」
「素晴らしい大会です。ここに出場できたことは、私の自慢になります。きょうのことを、両親にたくさん話しましょう」
※コメントは全て https://www.lpga.or.jp/news/info/26783 から引用
おわりに
Hitachi 3Tours Championship 2017は、昨年に引き続き、JGTOの優勝で幕を閉じました。
リス太は毎年LPGAをなんとなく応援してしまうんですけど、今年のJGTOは本当に強かったですね!
賞金王の宮里優作選手や2位の小平智選手だけでなく、今平周吾選手など若手もグイグイきていて、個人的には一昔前よりもさらに魅力的なツアーになってきているんではないでしょうか!
来年も各ツアーの熱い戦いに注目ですね☆
本気で「100切り」目指すなら!
グロースメディアの記事ももちろん役に立つ(とうれしい)けど、やっぱりほんとにうまくなりたかったら、レッスンを受けるのが一番! しかも、ライザップなら「スコアにコミット」!
一気に念願の「100切り」を達成しちゃいましょう☆
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