本番で慌てないためのルールブック ~杭(くい)編~

レッドカード

はじめに

初心者のうちは、ゴルフのルールを覚えるよりも練習ですよね?

ドライバーが真っ直ぐ飛ぶか、アイアンはダフらないか、アプローチはチョロしないか、パターは大オーバーしないか、などなど。

わかります、わかりますよ!

でも、いざ本番でOBを打ってしまった時に、次どうするのかわからないとアワアワしてちょっとしたパニックになっちゃいます。

そうなると、その後のプレーも落ち着いてできません。大崩れして練習したことが無駄になっちゃうなんてこともよくあることです。

となると、いざという時に落ち着いてプレーするためにも、ルールはきっちり頭に入れておきたいですよね!

そこで、「本番で慌てないためのルールブック」と題して、初心者ゴルファーが知っておいて絶対損しないルールに関する記事を数回に分けてアップしてゆこうと思います。

今回はゴルフコースでよく目にする杭(くい)とルールについてです。
杭には種類と役割があるのをご存知ですか?
意識したことがない方はこの機会に是非是非覚えちゃってくださいね。

実はとっても大切なんですよ。

杭の種類と役割

ゴルフで公式ルールとして用いられる杭は以下の3種類です。

・白杭

・黄杭

・赤杭

ローカルルールとしてのみ、黄黒杭というトラ柄(?)の杭もあります。

・黄黒杭

杭によって役割が異なりますので、この機会に覚えましょう!

白杭

OB杭と呼ばれるものです。

林

勘違いされている方が多いですが、白杭ゾーンを超えたらOB(アウトオブバウンズ)ですので、公式ルールではかならず1打罰(ワンペナ)で打ち直しです。

ティーショットの場合はもう一度ティーショットを打ちますし、2打目以降がOBとなった場合は元打った場所にできるだけ戻って打ち直します。

時々白杭を出たあたりから打ち直そうとする方がいますが、これはルール上NGなので注意が必要です。

・前進ティーについて

ゴルフ場ごとにローカルルールがあり、OBの場合は前進4打として、決められたエリアから4打目を打てるときがあります。

このようなローカルルールは、ゴルフ場ごとに様々なので、コースガイドやキャディ室の掲示板などをチェックしましょう!

黄杭、赤杭

この2つはウォーターハザードのみで出てくる杭です。

池ぽちゃ

・黄杭
黄杭は通常のウォーターハザードで使われます。要は池ポチャです。

公式ルールでは黄杭のウォーターハザードでは、池に入った地点とカップを結んだ線の後方線上からボールを打ちます。(いくら後ろに離れてもOK)

ペナルティとしては1打罰です。
もちろんOB同様に1打罰でその場から打ち直してもOKです。

・赤杭
ただこれだけですと、右側が広範囲で池の場合など、ボールが横切った地点から後方が全て池の場合に対応できないですよね?

そんなときに救済措置として用意されるのが赤杭です。これをラテラルウォーターハザードと呼びます。

ラテラルウォーターハザードでは、ボールが池を横切った地点から2クラブレングス内にボールをドロップできます。

1打罰でその地点から打ちます。

・ドロップエリアについて

ゴルフ場ごとのローカルルールで、池に打ち込んだ場合は特定のドロップエリアを設けている場合があります。

この場合は1打罰でドロップエリアから打ちます。

黄黒杭

黄黒杭は前述のように、ローカルルールのみで存在する杭で、この杭を超えてしまった場合は、1打罰が課されます。ワンペナですね。
こちらは公式ルールには存在しない杭なので、ゴルフ場によって扱いが異なります。キャディマスター室の掲示板やガイドブックを参照してルールを確認しておきましょう。

ボールが出てしまった地点から2クラブレングス以内にドロップとか、カップに近づかない範囲でフェアウェーに戻して良いとか、様々なルールがあります。

まとめ

最後に杭の種類とペナルティのまとめです。

杭の種類白杭黄杭赤杭黄黒杭
ペナルティOB
1打罰
ウォーターハザード
1打罰
ラテラルウォーターハザード
1打罰
ワンペナ
1打罰
打つ場所正式ルールでは同じ場所から打ち直しその場で打ち直し。または池を横切った地点とカップを結んだ線の後方線上から打つその場で打ち直し。または池を横切った地点から2クラブレングス以内にドロップローカルルールによりさまざま。
ローカルルール前進ティー(前進4打など)1打罰でドロップエリアからetc.1打罰でドロップエリアからetc.ローカルルールによりさまざま。

しっかりと覚えて、いざ「やっちまったー!」というときに慌てないようにしましょうね。
リス太でした☆

 

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