はじめに
ゴルフのニギリといえば、定番の「オリンピック」からリスキーかつエキサイティングな「ラスベガス」、そしてオーソドックスな「ナッソー」をグロースメディアではすでに紹介しました。
とくに、オリンピックとラスベガスは、面白い反面、ルールや計算方法を覚えないと気軽には遊べないですよね。
でも、ニギリはゴルフをさらに楽しむために、ルールを覚える必要がなく、簡単・お手軽に楽しめるニギリ(ゲーム)を集めてみましたよ!
ベスト(ヨコ)
非常にシンプルなゲームです。
各ホールで一番スコアが良い人を勝ち(1点)とするゲームです。
ただし、A:バーディ、B:バーディ、C:パー、D:ボギーの場合、勝敗がつかないですから、次のホールに持ち越して、次ホールの勝者に2点が与えられます。
この持ち越しがないゲームを「ヨコ」と呼びます。
タテ
アウトとインを「タテ」に見て、各ハーフの合計で競うゲームです。
点数付けは色々なローカルルールがありますが、基本はアウト9ホールで買ったら5点、イン9ホールも同様に5点とする場合や、各ハーフスコアの差を点数にするなどといった取り決めをする場合もあります。
パー取り合戦
これは面白いですよ!
基本的なルールとしては、各自が毎ホール1点ずつ持ち点を出し合っていきます。
パーを誰かが出した時点で、それまで出し合った点数がその人の総取りになります。
パーがでなかったり、複数人該当者がいた場合は、次のホールに持ち越しになります。
とにかく総取り制なんですね。
これだけでも盛り上がりそうですが、バーディが出ると、「革命」が起きるところがこのゲームのミソ。
バーディをとって革命が起きると、それまでのパーの点数をすべて、そのバーディをとった人が総取りします。
ね?面白いでしょ?
次の革命は、イーグルが出るまでは起きません。これはなかなかハードですね…。
オネスト・ジョン
ラウンドスタート前に自分のスコアを申告し、その通りのスコアで上がれれば「0」。
オーバーしたら、そのストローク分の罰金を支払うゲームです。
ただし、アンダーの罰金は2倍なるのが、オネスト・ジョンの怖いところ。
例えば、「90」で申告したところが、「95」で上がったら、罰金は5打分ですが、「83」で上がってしまうと、14ストローク分の罰金を払わなければいけません。
スコアは正直に申告しなきゃダメだよっていうゲームなんですね…。
おわりに
簡単に遊べるニギリ(ゲーム)の紹介でした。
全体的にルールが簡単だったんじゃないでしょうか?
リス太のおすすめは、パー取り合戦です。
ルールが簡単なわりにエキサイティングな結果になりそうですよね。
大逆転、総取りもありうるわけです。
実力と必ずしもリンクしないギャンブル性こそが、ニギリの魅力ですからね。
とはいえ、圧倒的なレベル差があると、どうにもならないでしょうが…。
いつものラウンドにニギリというスパイスを加えて、もっとゴルフを楽しんじゃいましょう☆