ゴルフ「ベタ足最強説」はほんとうか?|ベタ足スイングのメリット・デメリット

アン・ソンジュ選手スイング お役立ち情報

アン・ソンジュ選手スイング

はじめに

少し前からゴルフではベタ足スイング最強説(?)が唱えられています。

女子ゴルフでは韓国人選手にベタ足スイングの人が多いですね。

2018年3月1日時点の女子世界ランキングでも、TOP10に5人も入っているんですから、韓国人選手は強いですね。

日本ツアーでは、アン・ソンジュ選手がベタ足スイングで有名です。

とにかく韓国人選手はベタ足スイングが多い!そして強い!!

あらためて、見事なベタ足スイングですよね。
フォローでもここまでベタ足をキープするのはほんとにすごいです!

逆に日本人選手はベタ足スイングのゴルファーは少ないですよね。

今日はベタ足スイングのメリットとデメリットを考えてみるとともに、ベタ足最強説の真偽を探ります!

なぜ日本人プロはベタ足が少ない??

有村智恵選手スイング

最近はそうでもないかもしれませんが、昔はゴルフを始めてレッスンプロに習うようになると、必ずと言っていいほど「下半身主導」のスイングを推奨されました。

ためしに、ベタ足スイングじゃないプロゴルファーのスイングをみてみましょう。

有村智恵選手ですね。

元賞金女王で素晴らしいゴルファーです。

現在は日本ツアーに復帰して頑張ってますね。

無駄のない美しいスイングで有名な有村選手ですが、ダウンスイングからインパクトで右足かかとが少し浮き上がっているのが、わかります(悪いわけじゃないですよ!そもそもリス太にはそんなこと言う実力ない…涙)。

日本人プロのオーソドックスなスイングですね。ステップアップツアーを観ていると、幼い頃からゴルフをやっているだけあって、どの選手もとにかくスイングがキレイです。

永井花奈

参照元:http://www.honmagolf.co.jp/jp/

でも、ベタ足スイングの選手となると、増えては来ていますがまだまだ少数派ですよね。

下半身のフットワークを使うことで、体重移動がスムーズに行えるので、ボールに力が伝わり、遠くに飛ぶといった具合です。

今プロゴルファーとして活躍する選手たちは、たいてい幼い頃にゴルフを始めた選手が多いですから、当然下半身主導のスイングでゴルフを始めたはずです。

だから、プロになってスイング改造でもしない限りは、ベタ足スイングじゃないのかな、と思います。

では、日本ではなぜ下半身主導のスイングが推奨され、ベタ足スイングが敬遠されてきたのでしょうか?

ベタ足のスイングのデメリット

難しい

少し前からベタ足スイングの素晴らしさは取り上げられ始めましたが、一方昔から言われているように、体重移動が少ないスイングは飛距離が出ないために敬遠され続けて来ました。

ベタ足スイングは体重移動をしないわけではないですが、下半身を大きく使うスイングに比べると、どうしても体重移動が少なくなってしまうんですね。

だから、飛距離が出ないと思われて来たわけです。

また、厳密にベタ足スイングを遂行しようとすれば、フォロー以外では踵がが浮かないために、上半身の捻転が少なくなって、手打ちになりやすいというデメリットもありますね。

バックスイングが浅くなれば、それを補うためにどうしても手を使ってクラブを引き下ろす動作が加わってしまうわけです。

手打ちになるとフックやひっかけも出やすくなります。

ベタ足スイングのメリット

アン・ソンジュ選手スイング

一方で、ベタ足スイングはメリットも大きいです。

なぜなら、軸が安定しやすく、スウェーしにくいので、体が突っ込んだり、開いたりして起こるスライスを防げます。

無理な体重移動をしないので、インパクトが安定しやすく、方向性には良い影響が出やすいです。

たしかに左足に体重を乗せ切ったスイングよりは飛距離が劣るかもしれませんが、ぶっ飛び系のゴルフギアなど、現代のテクノロジー満載のゴルフクラブなら飛距離のマイナスはカバーできます。

718シリーズ発表

参照元:https://www.facebook.com/TitleistJapan/

体重移動よりもミート率を上げた方が道具の進化を活かせますから、ベタ足スイングの方が逆に飛距離が出たり、といったことも考えられます。

しかも、ベタ足スイングであっても当然のことながらフォローでは左足に体重が乗りますからね。

ベタ足スイングは非常にメリットの大きいスイングではないでしょうか?

ベタ足最強説はほんとうか?

アン・ソンジュ選手スイング

ここまで書いて来て、改めてベタ足スイングのメリットの大きさを感じますね。

インパクト後にどこまでベタ足で我慢できるか、バックスイングで左足かかとを浮かせないように我慢できるかがベタ足スイングの肝ですが、やはり欧米・韓国の選手は圧倒的に日本の選手よりもベタ足スイングが多いです。

インパクトではベタ足であることはミート率を高めるためにも重要ですし、少なくともスライスに悩む人が多いアマチュアゴルファーにとっては、軸の安定を生むベタ足スイングは最強だと思います。

今は道具も進化してますし、ベタ足を意識することでゴルフが変わるかもしれませんよ!

水野リス太画像

リス太

リス太はベタ足にしたくてもできなくて、今でも完全なベタ足スイングとは言えないですね涙 でも、インパクトでのベタ足は大切ですし、ゴルフスイングの基本をしっかり学んで、自分のスイングが出来上がってくれば、気づけばできるようになっているはずです。大切なのは安定した下半身でスウェーを防ぐことですよ。

おわりに

「ゴルフベタ足最強説はほんとうか?」という記事でした。

ベタ足スイングにトライしたいゴルファーは、別に「ベタ足スイングができるようになる3つのコツ」について書いていますので、そちらを参考にしてくださいね。

まとめると、ベタ足スイング最強説の根拠は、

軸の安定によるミート率アップ

です。

特にアマチュアゴルファーにとっては、道具の進化と相まって飛距離、方向性ともにメリットが大きいスイングだと思います。

是非練習に取り入れてみてくださいね☆

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