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はじめに
ユーティリティ全盛の昨今、キャディバックの中にユーティリティを入れるのは当たり前になってますよね。
なにしろロングアイアンは難しいですから、いまやユーティリティはコースマネージメントに必須のクラブですよね。
大体のゴルファーがドライバー、3W、5W、ユーティリティ、5番アイアン、、、って感じで番手を揃えているんじゃないでしょうか?
でも、あくまでもこれは基本で、何か決まりがあるわけじゃありません。
自分の不得意をカバーできる組み合わせなら、どんなクラブを使ったっていいんですよ!
基本から解放されて自由にクラブセッティングしちゃいましょう!
なぜユーティリティ?
ユーティリティ(ハイブリッド)がもてはやされる最大の理由はこんな感じだと思います。
ロングアイアンは難しい
フェアウェイウッドも難しい
どちらも難しい理由は、シャフトが長いこととロフトが立っていることですよね。
この難しさをカバーするのがユーティリティですから、以下のようなクラブセッティングでラウンド用の14本を揃えているゴルファーが多いわけです。
ロフト角 | クラブ | 飛距離(フルショット) | ラン | ヘッドスピード |
---|---|---|---|---|
9度 | ドライバー | 240y | 14y | 44m/s |
15度 | 3W(スプーン) | 220y | 12y | 44m/s |
18度 | 5W(クリーク) | 205y | 11y | 44m/s |
20度 | 3UT (ユーティリティ) | 190y | 10y | 44m/s |
24度 | 5UT (ユーティリティ) | 175y | 9y | 44m/s |
26度 | 5I | 170y | 9y | 44m/s |
30度 | 6I | 160y | 8y | 44m/s |
34度 | 7I | 150y | 8y | 44m/s |
38度 | 8I | 140y | 7y | 44m/s |
42度 | 9I | 130y | 6y | 44m/s |
46度 | PW(ピッチングウェッジ) | 120y | 5y | 44m/s |
52度 | AW(アプローチウェッジ) | 110y | 4y | 44m/s |
58度 | SW(サンドウェッジ) | 95y | 2y | 44m/s |
3番ウッド(スプーン)は大体15度前後です。
この番手は実はスプーンじゃなくても、2番ユーティリティや2番アイアンだって使えます。
ユーティリティはアイアンとフェアウェイウッドのいいとこ取りクラブですから、楽に振り抜きやすいですからね。
また、最近はやさしいアイアンが増えていて、ポケットキャビティや中空アイアンは、ユーティリティ並みに楽に振り抜けて、しかもボールがよく飛びますから、ロングアイアン=難しいという概念も覆っちゃいます!
常識にとらわれないクラブセッティング
最近は本当にやさしいクラブを各メーカーがこぞって出してます!
先日タイトリストが中空アイアンの最新モデル「718AP3」をリリースしましたが、あの上級者向けアイアンブランドのイメージが強いタイトリストでさえ、「やさしさ」や「ぶっ飛び」をテーマにしたアイアンを発売しています。
そんな今なら、常識から解放されてしまっていいんじゃないでしょうか!
どれだけ楽できるかをテーマにクラブセッティングしたら、ラウンドでのスコアが一気にアップするかもしれませんよ。
おすすめクラブセッティング
その1~フェアウェイウッドが好きだ!クラブセッティング
ロフト角 | クラブ | 飛距離(フルショット) | ラン | ヘッドスピード |
---|---|---|---|---|
9度 | ドライバー | 240y | 14y | 44m/s |
15度 | 3W(スプーン) | 220y | 12y | 44m/s |
18度 | 5W(クリーク) | 205y | 11y | 44m/s |
21度 | 7W(ヘブン) | 190y | 10y | 44m/s |
24度 | 9W(ディバイン) | 180y | 9y | 44m/s |
27度 | 11W(エリー) | 170y | 9y | 44m/s |
30度 | 13W | 160y | 8y | 44m/s |
34度 | 7I | 150y | 8y | 44m/s |
38度 | 8I | 140y | 7y | 44m/s |
42度 | 9I | 130y | 6y | 44m/s |
46度 | PW(ピッチングウェッジ) | 120y | 5y | 44m/s |
52度 | AW(アプローチウェッジ) | 110y | 4y | 44m/s |
58度 | SW(サンドウェッジ) | 95y | 2y | 44m/s |
どうですか?ここまでフェアウェイウッドにこだわったら大したもの!でも、フェアウェイウッドってシャフトが長くて、しかもロフトが立ってるから難しいイメージがありますよね。
でも、ショートウッドならロフトも寝てるので簡単です。しかも、深重心でヘッドも大きいフェアウェイウッドのメリットだけが残ります。リス太はアイアンが好きなので、ここまでウッドだとラフからの2打目どうしよ~ってなっちゃいますけどね。
その2~とにかくアイアンが好きだ!クラブセッティング
ロフト角 | クラブ | 飛距離(フルショット) | ラン | ヘッドスピード |
---|---|---|---|---|
10度 | ドライバー | 235y | 13y | 44m/s |
19度 | 3I | 200y | 10y | 44m/s |
21度 | 4I | 190y | 9y | 44m/s |
24度 | 5I | 175y | 8y | 44m/s |
27度 | 6I | 170y | 7y | 44m/s |
30度 | 7I | 160y | 6y | 44m/s |
34度 | 8I | 150y | 6y | 44m/s |
38度 | 9I | 140y | 6y | 44m/s |
43度 | PW | 130y | 5y | 44m/s |
48度 | AW(アプローチウェッジ) | 120y | 5y | 44m/s |
52度 | AW(アプローチウェッジ) | 110y | 4y | 44m/s |
58度 | SW(サンドウェッジ) | 95y | 2y | 44m/s |
最近のやさしい系ぶっ飛びアイアンでセッティングしてみました!モデルはタイトリストの「AP3」です。3番アイアンでロフトが19度ですから、ほんとにストロングロフトですね。2番がいりません。
ドライバーと3番アイアンの間に不安が漂いますが、まぁ200ヤード打てるならなんとかなります!1番or2番アイアン入れてもいいけど、そこまではいいでしょう。しかし、最近のアイアンは昔よりも番手が1番手以上違いますね!とにかくアイアンが使いたい!という人向けセッティングです。
その3~トレンドはこれだ!クラブセッティング
ロフト角 | クラブ | 飛距離(フルショット) | ラン | ヘッドスピード |
---|---|---|---|---|
10度 | ドライバー | 235y | 14y | 44m/s |
15度 | 3W(スプーン) | 220y | 12y | 44m/s |
19度 | 2UT (ユーティリティ) | 205y | 11y | 44m/s |
22度 | 3UT (ユーティリティ) | 190y | 10y | 44m/s |
24度 | 5UT (ユーティリティ) | 180y | 9y | 44m/s |
27度 | 6I | 170y | 8y | 44m/s |
30度 | 7I | 160y | 8y | 44m/s |
34度 | 8I | 150y | 7y | 44m/s |
38度 | 9I | 150y | 6y | 44m/s |
43度 | PW(ピッチングウェッジ) | 130y | 5y | 44m/s |
48度 | AW(アプローチウェッジ) | 120y | 4y | 44m/s |
52度 | AW(アプローチウェッジ) | 110y | 3y | 44m/s |
56度 | SW(サンドウェッジ) | 95y | 2y | 44m/s |
最後はトレンド系セッティングです。どの辺がトレンドかというと、スプーン以外はフェアウェイウッドの代わりにユーティリティを入れ、アイアンは6番からしか入れていません。それでも最近のストロングロフトなアイアンのおかげで、飛距離のギャップが生じていないですよね!
最近は女子のツアープロでもアイアンを6番アイアンからしか入れていない選手がいるくらいですから、まさにトレンドセッティングと言えるのではないでしょうか。それにしてもロフトがここまで立っていると、逆にAW周りのロフト調整が大変かもしれないですね。
最適なクラブセッティングにはこれ!
勝手にセッティング案を出しちゃいましたが、ほんとにクラブセッティングに常識なんて関係ないですよ!
人がやってることを真似しても自分と他人は違いますからね!
現代のテクノロジーで生み出されたやさしいギアをフル活用して、自分だけのオリジナルセッティングを見つけちゃいましょう!
タイトリスト 718AP3
タイトリスト 718T-MB
アダムスゴルフ タイトライズ ハイブリッド
PING G クロスオーバー
おわりに
今回は常識にとらわれないクラブセッティングについてでした!
びっくりするくらいやさしく打てるクラブがたくさんありますから、自分の苦手をカバーしてくれる最高のセッティングを見つけましょう!
それには常識を捨て去ることが大切ですよ☆
また、最近のアイアンストロングロフト化の流れを踏まえたウェッジのセッティングについても、「アイアンのストロングロフト化でウェッジのセッティングが変わる!?」でお話してますので、参考にしてくださいね!
本気で「100切り」目指すなら!
グロースメディアの記事ももちろん役に立つ(とうれしい)けど、やっぱりほんとにうまくなりたかったら、レッスンを受けるのが一番! しかも、ライザップなら「スコアにコミット」!
一気に念願の「100切り」を達成しちゃいましょう☆
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