グリーンの速さってどうやって決めるの?

パター

はじめに

ゴルフ初心者にとって、スコアアップの最大の難関はパターですよね?

せっかくショットがまとまってきたのに、何度も3パットを繰り返してたらスコアは永遠にまとまりません…。

パットが苦手なゴルファーにとって、パットへの不安を抱えたままでは、自信をもってゴルフに取り組めませんよね。

苦手だと認識してしまうのは、いつもカップをオーバーしてしまうからですか?
それとも、ショートしてしまうから?

いずれにせよ、パットは距離感が大切ですよね。

パターは距離感

この距離感を合せるのに重要な要素が、「グリーンの速さ」です。

どのゴルフ場でもキャディマスター室の辺りにその日のグリーンの速さを「フィート」表記で書いてあるはずです。

ところで、このグリーンの速さはどうやって決めるのでしょうか。

そもそもグリーンの速さの基準とは?

カップをショート

一般的にグリーンの速さは「○○フィート」と表され、7.5以下なら遅いグリーン9.5以上だと速いグリーンといっていいと思います。
これが基準ですね。

もちろんトーナメントになると、11~13フィートの速さになるので、ものすごくよく転がります。

また、グリーンには速さだけでなく、「硬さ」の概念もあり、コンパクションと呼ばれます。
コンパクションもグリーンの速さに影響しますが、こちらはまた別の機会に書きますね。
さて、基準がわかったところで、この速さはどうやって測られるものでしょうか。

実は特殊な計測機器を用いて測ります。
それが「スティンプメーター」です。

スティンプメーターと使い方

スティンプメーター

上の画像がスティンプメーターです。

基本的に一般のゴルファーが買うことはないでしょうが、楽天やアマゾンなどでも購入可能です笑

こちら1本3フィートの長さになっており、ボールをレールの上に乗せて、グリーンに向かって転がして使います。

スティンプメーター測り方

だいたい2個~3個ほどのボールを転がして、測定地点からの平均の距離を測ります。

ボールを転がす

これをグリーンの4方向から同じように計測して、平均値を出せば、グリーンの速さがわかります。

以上が、グリーンの速さの測り方でした。

おわりに

今回はグリーンの速さの測り方についてでした。

案外大変な作業をやるものなんですね!

グリーンキーパーさんが丹念に仕上げたグリーンで、しかも速さを測るのもこんなに大変なんて…。

グリーンの速さ(遅さ)に文句なんて言ってないで、グリーンキーパーさんに感謝してラウンドを楽しみましょうね☆

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