はじめに
2017年11月19日に宮崎県のフェニックスカントリークラブで行われた「ダンロップフェニックストーナメント」は米PGAツアーから参戦したブルックス・ケプカ選手の優勝で幕を閉じました。これで、ブルックス・ケプカ選手はこの大会2連覇です!
終わってみれば2位に9打差をつける圧勝劇で、改めて2017年全米オープン覇者の力を見せつけました。
さて、「ダンロップフェニックストーナメント」最終順位です。
順位 | 選手名 | スコア | 最終日スコア |
---|---|---|---|
優勝 | ブルックス・ケプカ | -20 | -4 |
2位タイ | 李 尚熹 | -11 | +1 |
2位タイ | X・シャウフェレ | -11 | E |
2位タイ | P・マークセン | -11 | -4 |
5位 | 松山 英樹 | -10 | 2 |
6位タイ | 今平 周吾 | -9 | -3 |
6位タイ | 朴 相賢 | -9 | -2 |
6位タイ | H・W・リュー | -9 | +1 |
9位タイ | W・ブライアン | -8 | -2 |
9位タイ | 小田 孔明 | -8 | -3 |
改めて見ても圧勝の一言ですね。
2位との9打差は2004年のタイガー・ウッズ選手の8打差での優勝を超える大会記録です。
ブルックス・ケプカ選手自身も「ウッズの記録を破ったというのが一番うれしいね」と語っています。
ブルックス・ケプカ選手の強さが際立った4日間
4日間、一度もトップを譲ることのない完全優勝でしたから、観ていて、ただただ強いな~という感じでした。
特に、今大会では直前にドライバーのヘッドにヒビが入り、急遽スペアをバッグに入れたそうです。
しかも、ドライバーショット自体も不調だったため、3日目はなんと一度もドライバーを使うことなくラウンドして64ですからね。
しかも、ブルックス・ケプカ選手の場合、3番ウッドのティーショットで300ヤード以上飛びます!
信じられますか??
フェニックスカントリークラブの13番パー4の332ヤードなら、なんと3Wで1オンなんです。
これがメジャーチャンピオンの力ですかね。レベルが違う…。
まぁ、ブルックス・ケプカ選手は米ツアーでも、ジャスティン・トーマス選手に次ぐ飛ばし屋として有名なので、その力をいかんなく発揮したというところでしょうか。
ちなみにブルックス・ケプカ選手の最終日18番ホールのティーショットでのヘッドスピードは、なんと55.3m/sだったそうです!
そりゃ飛ぶわ…。
最終日も1イーグル、4バーディ、2ボギーの67(パー71)で圧勝です。
松山秀樹選手は最終日ホールインワン達成!
ブルックス・ケプカ選手が強すぎて、最終的には大きく水をあけられてしまった形の松山秀樹選手ですが、随所に好プレーを見せてくれました。
3番パー3のホールインワンはこの日のハイライトでしたね!
最終日は1イーグル、5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの69で回り、結果10アンダーの単独5位となりました。
ブルックス・ケプカ選手の3W
これだけ話題になったブルックス・ケプカ選手の3番ウッド、何使ってるか気になりますよね?
テイラーメイドの「M2ツアー」です。
あの信じられないビッグドライブを支えるのはM2なんですね。
ちなみにブルックス・ケプカ選手いわく、上から叩きつけることが、3番ウッドの秘訣だそうです。
我々がやるとただただスライスしそう…涙
ブルックス・ケプカ選手ドライバーショット動画
最後にブルックス・ケプカ選手のドライバーショットを動画で!
しかし、飛びますね~。すっげぇ…。
おわりに
ダンロップフェニックストーナメント2017年は、ブルックス・ケプカ選手の圧倒的なスコアによる2連覇で幕を閉じました。
PGAツアーの猛者の強さをまざまざと見せつけてくれましたね☆