- はじめに
- ゴルフって難しい…
- ゴルフ100切りのための10か条その1~パターマットを買うべし!
- ゴルフ100切りのための10か条その2~パターは五角形で行くべし!
- ゴルフ100切りのための10か条その3~スコアカードにパット数を書くべし!
- ゴルフ100切りのための10か条その4~アプローチはパターを使うべし!
- ゴルフ100切りのための10か条その5~練習の半分はアプローチに割くべし!
- ゴルフ100切りのための10か条その6~アプローチは転がしのみで行くべし!
- ゴルフ100切りのための10か条その7~グリップはスクエアグリップでゆるく握るべし!
- ゴルフ100切りのための10か条その8~常に100%の気構えでアドレスすべし!
- ゴルフ100切りのための10か条その9~ゴルフスイングは体の回転で行うべし!
- ゴルフ100切りのための10か条その10~フィニッシュまで振り切るべし!
- おわりに
はじめに
ゴルフ初心者のみなさま、お待たせしました!
この記事で283記事目になります。
何の節目にもならない記事数ですね笑
個別の悩みや知りたいコツにニッチに応えてきたグロースメディアですが、たまにはザックリとゴルフ初心者さんへ送る、「ゴルフ100切りのための10か条」です!
ゴルフって難しい…
よくわかります!
リス太は初めて打ちっぱなしに行ってから約半年、毎朝会社に行く前に練習場に通って鍛錬に鍛錬を重ねてから、初ラウンドを迎えたのがコースデビューでした。
練習場では、ドライバーからアイアン、ウェッジも全てが完璧なショット(当時のリス太的には)をくり出せるようになっていたので、それはもう意気揚々と出かけましたよ、初ラウンド。
でも結果は150オーバーでトラウマになるレベルでした。
まぁ、今思うとそんなに上手くはなっていなかったですし、練習場と本番ラウンドの違いの洗礼を浴びただけですからね。
当たり前なんですが、それこそその日はショックでショックで立ち直れないほどに心が折られました。
パー5なんて、永遠に続くんじゃないかと思いましたね…涙
打っても打ってもピンは遠く…。
そう、それくらいゴルフは難しいのです。
なによりもラウンド経験がモノを言うのがゴルフです。
とはいえ、もちろんしっかり練習しないと、本番もうまくいかないです。
練習よりも本番の方が良いなんてこと、あるわけないのです。
今でこそ90台、本当に良いときは80台(ギリギリ)で回れるようになりましたが、ここまでの道のりはほんと~に長かったです。
もちろんゴルフ道に終わりはないので、今は今で悩みを抱えてます。
ゴルフに本気で取り組むようになって、3年3ヶ月経ち、今だからこそ思いますが遠回りしたなぁという気持ちがあります。
初めから知っていればもっとうまくなってたかもと思える、ゴルフ100切りのためのポイントがあり、それを10に絞ってお伝えしちゃいます!
題して、「ゴルフ100切りのための10か条」です。
ゴルフ100切りのための10か条その1~パターマットを買うべし!
これ絶対です。
リス太がなかなか100が切れない時期にやっていた練習を思い出すと7番アイアンとドライバーばっかりでした。
そしてほんの少しのアプローチ練習。
これじゃスコアは縮まりません。
スコアの決め手はパッティングなのです。
誰が何と言おうとパターが上達しないと最速で100は切れません。
ではどうやったらパターが上手くなるか?
そりゃ練習しかないわけであります!
パターが上手い人はいつも同じリズムでストロークしてます。
パッティングはパターの芯でミートできるとまっすぐ転がりますし、距離感も合いやすいですが、これって一朝一夕にはできないんですね。練習あるのみです。
ロングパットの練習は家では難しいですが、パターの芯でミートする練習ならパターマットがあればできます。しかも、毎日お家でできるんです。
地味ですがこの練習は半端なく効きます!
何でスコアが縮まらないの?なんて言ってる暇があれば、家でパター練習しましょう。
リス太が思うに10か条でもっとも重要な1か条がこれです。
パットイズマネーですよ。
ゴルフ100切りのための10か条その2~パターは五角形で行くべし!
もういっちょパターについてです。
初心者なのにパターが上手い人いますよね。センスですかね。
リス太のようにセンスがない人は、初めからこれを知ってればよかった!
初心者が初めに握るクラブは7番アイアンや8番アイアンが多くと思うので、いきなりパターから習うケースってほぼないですよね?
だから何となく他のクラブと同じようにアドレスしちゃうと思いますが、パターは五角形でアドレスをすると安定します。
五角形とは、肩と腕で作るラインを結ぶと正面から見たときに五角形に見えるんですね。
この五角形アドレスは、肩を支点にしてストロークするショルダーストロークに向いていて、まっすぐ引いてまっすぐ打ち出しやすいので、狙いが定まりやすいのです。
ストローク式とも言われ、感性重視のタップ式(三角形アドレスで手首支点のストロークスタイル)よりもオートマチックに打ち出しやすいのです。
圧倒的にパッティングが安定しますよ。
これで毎日パット練習しようもんなら、パッティング上達間違いなしです!
五角形アドレスについてもっと詳しく知りたい人は「パターのアドレスは三角形?五角形?」を読んでくださいね。
ゴルフ100切りのための10か条その3~スコアカードにパット数を書くべし!
パッティング上達の秘訣は練習量ですが、とはいえ傾斜の読み方やロングパットのタッチ合わせなど、グリーン上でしか学べないことも多いですね。
月1ゴルファーはたまのラウンドを有意義に使うために、スコアカードに絶対パット数を記入するようにしましょう。
全ホール2パットで36打、3パットなら54打です。
欲を言えば、1パットですが、2パットでOKなのがゴルフです。
でも、スコアカードにパット数を書いていないと、自分が何パットしてるのかわからないですよね。
その日のパットが良かったか悪かったかすらわかりません。何となく調子よかったな、じゃダメなんです!
しっかり記録をとって対策を講じれば、本番で学んだパットのコツが自分のデータベースにたまっていくんです。
これは絶対実践しましょう!
コースマネージメントについては、「ゴルフ100切り講座-〜コースマネージメント編」の記事を参考にしてくださいね!
ゴルフ100切りのための10か条その4~アプローチはパターを使うべし!
ここまでパターが続いてきていますが、こちらはパター×アプローチの1か条。
アプローチは使えるならパターを使うのがスコアアップの秘訣です。
なぜなら、アプローチってミスしやすいんですよね。
上級者だって、ときにはプロゴルファーだってチャックリ、ザックリするんですよ。
そこはカッコつけずパターを使いましょう。
ダフることはあっても、まずチャックリ、ザックリは防げます。
距離感を合わせるのは難しいケースもありますが、ミスの確率を減らすのがゴルフというスポーツをやる上で大切です。
アプローチはパターで。重要ですよ!
より詳しくは「グリーンエッジからパターでアプローチするコツ」を参考にしてください。
ゴルフ100切りのための10か条その5~練習の半分はアプローチに割くべし!
毎ホールパーオンできる人はいいですが、そんな人いません。
プロだってパーオン率は上位者で60パーセント台。
我々アマチュアゴルファーは全ホールアプローチを行う覚悟が必要ですよね。
つまり、ドライバーのティーショットよりもアプローチの方が大切だってことです。
しかも、ピンに近い位置でアプローチは行いますからね。
スコアに直結するので、そういった意味でもパター並みに重要なんですよ、アプローチは。
にもかかわらず、練習場でアプローチ練習してますか?
まわりのゴルファーを見てると、ドライバーやアイアンばっかり練習してます。
いえいえ、アプローチの練習しましょうよ!
ドライバーをかっ飛ばすためにゴルフをやるのであれば、それはそれでいいですが、スコアアップしたいですよね?
だったら、練習時間の半分以上はアプローチ練習に割くべきです。
アプローチといっても、転がしのランニングアプローチから、基本のピッチエンドラン、ロブショットと色々あります。
また、使うクラブもアプローチウェッジだけじゃないですよね。サンドウェッジはもちろん、ピッチングウェッジやショートアイアン、ロングアイアン、フェアウェイウッドまで使えます。
ボールの落とし所からランの量まで、いっぱい確認すべき項目はあります。
むしろ練習時間の全てアプローチに割いてもいいくらいですよ。
アプローチの練習時間は最低でも全体の半分以上は使いましょう!
本番ではこの練習がモノをいいますよ。
アプローチのキャリーとランの比率については「アプローチ上達シリーズpart2-〜クラブ選択〜」を読んでみてくださいね!
ゴルフ100切りのための10か条その6~アプローチは転がしのみで行くべし!
アプローチの目的はピン近くにボールを寄せることです。
そのためには確率の高い方法を選ぶべきです。
たとえば、アプローチの距離から手でボールを投げてカップに寄せるとします。
高くボールを投げ上げてぽとりとカップ側に落としますか?
それとも、転がしますか?
おそらくほとんどの人が無意識に転がす選択をすると思います。
それくらいボールを上げるよりも転がした方がカップに寄りやすいですね。
アプローチも同様です。
極論を言えば、パターで転がすのが一番なくらいですから、転がすアプローチこそが最良の方法なんです。
その代わり、クラブ選択の幅が広がりますから、アプローチウェッジだけでなく、ピッチングウェッジ、ショートアイアン、ロングアイアン、フェアウェイウッドやユーティリティまで幅広く練習しましょう。
ラウンド本番で役立つこと間違いなしですよ!
転がしと言えば、ランニングアプローチですね。「アプローチ上達シリーズPART4 ~ランニングアプローチの打ち方~」で詳しく書いていますので、参考にしてくださいね。
ゴルフ100切りのための10か条その7~グリップはスクエアグリップでゆるく握るべし!
パッティング、アプローチときて、やっとドライバーやアイアンで使える1か条にきました!
それくらいパターとアプローチが重要だってことですね。
とはいえ、スイングに関することではなくて、グリップについてです。
超がいくつあっても足りないくらい重要なのがグリップですね。
グリップにはスクエアグリップ、フック(ストロング)グリップ、ウィークグリップとありますが、初心者なら断然スクエアグリップをオススメします。
なぜなら、スクエアグリップが基本だからですね。
最近では、アメリカでも初めからフック(ストロング)グリップで教えるとかいいますが、ゴルフスイングがその構造上、バックスイングでフェースを開いて、インパクトでスクエアに戻し、フォローで閉じる動きをするものである以上、やっぱりスクエアグリップが基本ですし、スイングを覚えるのにもっとも適していると思います。
ゴルフは力ではなく、回転とタイミングであることを最も感じられるグリップですしね。まっすぐ遠くへ飛ばすならスクエアグリップですよ。
詳しくは「スクエアグリップで握るべき3つのメリット」「スクエアグリップだからまっすぐ遠くへ飛ぶ」を読んでみてください。
また、グリップの力も重要ですよ。
スイングは腕や手ではなく、体の回転で行うんです。
だから、グリップに力が入っていることは百害あって一利なしです。
マックスが10なら2か3くらいの力で握りましょう。
グリップの力が抜けていると、もはや体主導でスイングせざるを得なくなりますからね。
「え?こんなにゆるゆるじゃ、クラブがすっぽ抜けそうで怖いっ!」ってくらいゆるく握ってOKです。
グリップはグリップエンドに向かって太くなる構造(テーパー)になっていますから、実はなかなかすっぽ抜けないもんです。むしろ、すっぽ抜けるくらいゆるく握れていれば、素晴らしいんです!
小鳥を包み込むくらいの力でグリップしよう、とまで言われるくらいですからね。それくらいゆる~く握りましょう。
シャフトもしなって飛ぶし、方向性もバッチリになりますよ!
詳しくは「ゴルフは「力を抜く」が命!」でも書いています。
ゴルフ100切りのための10か条その8~常に100%の気構えでアドレスすべし!
ゴルフはスイングがもちろん大切ですが、スイングなんてほんの一瞬ですよね。
途中で変更は効かないわけです。とくにトップまで行って切り返したらもう後には戻れません。ほんとに一瞬で終わります。
でも、アドレスはゆっくり確認しながら行えますよね。
だからこそアドレスが重要なんです。
アドレスといっても、ゴルファーによってレベルも骨格も様々ですからね。
人によって最適なアドレスは異なりますが、自分がしっくりくるアドレスを常に100%妥協なしに作る意識でアドレスしましょう。
それくらい重要です。
ちなみにリス太のアドレスのポイントを参考までに。
・背筋を伸ばして、お尻を突き出し、膝を曲げすぎないポスチャー
・右手が下な分、背骨は軽く右に傾く
・グリップ位置は左足太ももの内側
・がに股で構える
以上に気をつけてアドレスしています。ちょっと適当にアドレスしただけで必ずミスショットになりますからね。
つねにベストなアドレスをすること。大切なことですよ。
アドレスについては、「ゴルフはアドレスで99%決まる!正しいアドレスの4つのポイント」「アドレスは姿勢(ポスチャー)が大切」を参考にしてくださいね。
ゴルフ100切りのための10か条その9~ゴルフスイングは体の回転で行うべし!
やっときましたね!スイングの1か条です!
ゴルフスイングは回転が大切です。
道具を使うスポーツである野球やテニスをしたことがある人なら回転力の大切さはわかると思います。
何たってゴルフはこの回転が重要なんです。
なぜなら、ボールが小さいこと、距離を飛ばさなきゃいけないこと、再現性が重要なことがそうさせるんです。
ためしに、打ちたい方向に直線的にクラブを振ってみてください。
まず間違いなくスライスします。
ゴルフスイングはクラブの構造上、フェースの開閉でボールを飛ばすので、バックスイングでフェースが開くのは当然なのですが、これを閉じるのが初心者には非常に難しいんです。
意識して閉じようとすると手でクラブを操作することになるので引っ掛けてフックしますし、体の回転とクラブが連動していないと、フェースが閉じずにスライスしますしね。
しかも、ゴルフボールは小さくてものすごくスピンがかかりやすいので、少しだけフェースが開閉しただけでも、左右の曲がりへの影響度合いが大きいんです。
だからこそ、いつも同じスイングができるように体の回転でスイングしなければいけないですし、手なんか使わないんです。
駒のようにくるっとその場で回るだけなんです。
体の回転でスイングできるようになると、飛距離も方向性も安定します。
そうすれば、ドライバーの大スライスも驚くほど無くなりますし、スコアがまとまるようになりますよ。
ゴルフスイングは回転で。
絶対に忘れちゃいけない1か条です。
さらに詳しくは「左に振り抜く」を参考に!
ゴルフ100切りのための10か条その10~フィニッシュまで振り切るべし!
そして、最後の1か条はゴルフスイングの真髄。フィニッシュまで振り切ることです。
フィニッシュで3秒以上止まれるように練習してください。
それができるようであれば、右足に体重が残ってることはないですし、グリップに力が入りすぎていることもありません。
そして、体の回転でスイングできている証拠でもあります。
それくらいフィニッシュまで振り切ることは重要です。
ゴルフはボールを打つスポーツですが、同時に遠くへ飛ばしたり、正確に狙ったところにボールを運ぶことがゴルフスイングの目的なんですね。
インパクトがゴールではなく、スイングし終わることがゴールだとすると、フィニッシュまで振り切ることが大切なんです。
ボールはスイングの過程でそこにあったから当たっただけなんです。
フィニッシュまで振り切ることの方が重要なんです。
これができると素振りと同じようにショットできるようになります。
ミスも減りますし、飛距離も方向性も格段に良くなりますよ。
関連記事としては「ゴルフの基本はフィニッシュまで振り切る!」「フィニッシュまで振り切れない3つの理由」も参考にしてくださいね。
おわりに
初心者必読の「ゴルフ100切りのための10カ条」でした。
リス太もゴルフを始めた頃にこの記事を読みたかった~って思いますが、ほかのサイトとか本では似たような内容を読んでいたようには思いますね。
頭に残らなかっただけですかね笑
ほんとうに最速で初級レベルから脱出するならこの10カ条は必須ですよ。
とくにパターとアプローチ!
数年後になって後悔しないように、上達のための正しい練習をしましょうね☆